技術分野
シマアザミ抽出物を有効成分とする脂肪蓄積抑制剤、脂肪肝の予防剤又は治療剤並びに脂肪蓄積抑制剤に関する。
実用化技術
シマアザミ抽出物が、脂肪細胞への脂肪蓄積を抑制することから、これを有効成分とする医薬等によって、肝臓における脂質代謝を改善させ、脂肪肝の抑制、皮下脂肪の減量、肥満抑制及び防止、肥満体質の改善等が期待できる。
また、シマアザミ抽出物を含む飲食品、病者用食品、哺乳類等の飼料、ペットフード、ペット用サプリメント等にも応用できる。
技術の特徴と優位性
アザミ属植物は、さまざまな薬理作用を有することが報告されているが、本発明者は、シマアザミが、脂肪酸合成酵素(FAS)の発現を低下させる効果を有し、脂肪の蓄積を抑制する優れた作用を有することを明らかにした。本発明は、シマアザミ抽出物を有効成分とするものであり、脂肪蓄積抑制剤、脂肪肝の予防剤又は治療剤並びに脂肪蓄積抑制剤として用いることができる。
関連する特許や論文等
特許第6467345号(共有特許権者:株式会社アミノアップ化学、特定非営利活動法人奄美機能性食品開発研究会)