技術分野
モモタマナの葉を水で抽出した抽出物を有効成分とする殺菌剤に関する。
実用化技術
変異原性を有さない新規な殺菌剤、特にMRSAに対し有効な殺菌剤として利用できる。
技術の特徴と優位性
モモタマナ(TerminaliacatappaL.)は、シクシン(Terminalia)科の高木で、別名「コバデイシ」とも呼ばれ、沖縄、小笠原諸島、東南アジア及び南太平洋の海岸等に広く生育している。
本発明者らは、このモモタマナの葉の抽出物が、殺菌効果及び抗変異原活性を有することを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明によれば、種々の菌に対し抗菌・殺菌作用を有し、特にMRSA殺菌作用を有し、変異原性を有さず、むしろ抗変異原活性を有する殺菌剤が提供でき、かかる殺菌剤を用いることにより、殺菌性が高く、人体に対して害の無い化粧料、フィルター等の様々な商品を提供できる。
関連する特許や論文等
特許第3726135号