技術分野
イムノグロブリン結合ドメインを有するタンパク質を含有する分子量マーカー及びその作製方法に関する技術
実用化技術
技術の特徴と優位性
本発明の分子量マーカーは、イムノグロブリン結合ドメインを有する一種類のポリペプチドから構成されており、個々のイムノグロブリン結合ドメイン分子が短いリンカー配列を介して複数個連結されている。そのポリプロテインを発現する宿主は、リンカー配列部位で部分切断するため、単一のポリプロテインが複数の異なる分子量をもつタンパク質群として出現し、それがラダー状となって電気泳動後に検出される仕組みである。通常の分子量マーカーは複数の異なる分子量をもつタンパク質を混合しているが、本発明のマーカーは一種類のポリペプチドで対応できる。
関連する特許や論文等
特許第5645155号