研究シーズの内容
分光法や画像処理技術を利用し、農産物や食品、生体関連物の評価技術に関する研究を行っている。特に、ハイパースペクトルイメージングとよばれる多波長の分光画像を用いた成分評価技術とそのデータ解析技術を保有している。また、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)を利用した生産現場の評価に関する研究を行っている。
本技術は、対象物の化学成分や状態を推定するイメージング技術である。光の性質を応用した技術であるため、非破壊・非接触・迅速という特徴がある。取得した後のデータは、ハイパーキューブとも呼ばれ、3次元データの解析が必要になりますが、このようなデータ解析技術についても研究を行っている。
実用化イメージ
分野および用途
・食品製造・加工現場における成分分析、異物混入検査
・農業生産における生育診断、収量調査への応用
・時系列による成分変化のイメージング
関連する特許や論文等
1) E.TAIRA et, al., Networking system employing near infrared spectroscopy for sugarcane payment in Japan, J. Near Infrared Spectroscopy, Vol.21(6),p477-483, 2013.