研究シーズの内容
全国の海洋療法施設との連携を得て、海洋療法の効果検証に基づく海洋療法(タラソテラピー)の効果検証を実施。海洋療法の種目別に見た効果効能、対象層別、疾患別のエビデンステーブルを構築、更新するネットワークを整備し、アジア海洋療法研究拠点形成に取り組んでいる。こうした介入研究とともに、海や亜熱帯海洋性環境を「健康資源」として利活用を図る海洋ウェルネスツーリズムへの応用を産官学医連携で進めている。
【研究シーズ応用事例】
世界初LED水中可視光通信技術による水中癒し瞑想プログラム
~海をレジャーの場から“健康・癒しの場”へ変える新しい価値創出への挑戦~
少子高齢化におけるレジャー人口の減少危機、シニア高齢社会の新たな市場開拓へ向け、ダイビングは海中景観が目的という従来の認識から、環境負荷の少ない砂底海域を“壮大なフィットネススタジオ”とみたて、「健康癒しの場」として180度価値転換を図る全く新しい健康サービスの創出に向けた共同開発を進めている。(ダイバー支援システム(特願2013-205857)の応用)
実用化イメージ
分野および用途
・海洋療法プログラム研究開発
・海洋ウェルネスリゾートプログラム研究開発
・水中癒し瞑想プログラム研究開発
・アスリートの癒し及び疲労回復のための環境評価に関する介入研究
関連する特許や論文等
1)ダイバー支援システム(特願2013-205857、公開番号2015-066372)
2)なぜ海は体にいいのか? : 海洋療法と観光の融合をどう図る, 総合物流情報誌 海運KAIUN, 1054(7):77-80 2015
3)海水フローティングの心身のリラクセーション効果に関する無作為割付比較試験, 心身医学, 49(10):1101-1109 2009
その他多数(琉球大学研究者データベース参照)