研究シーズの内容
日本で唯一亜熱帯気候に属している沖縄には、他府県では見られない伝統的な農産物が多く存在します。伝統的な農産物とは、健康長寿県として注目される沖縄において、戦前から食され、郷土料理に利用されている、沖縄の気候・風土に適合している農産物と定義されており、沖縄では別名「島ヤサイ」として親しまれています。この島ヤサイには、抗酸化作用などの生理活性を持つ成分が多く含まれており、近年その機能性が注目されています。
当研究室では島ヤサイの消費拡大を目指した普及促進活動の取り組みとして、季節ごとに出荷される島ヤサイを活用したメニュー開発を行っております。また、官能評価による美味しさの評価や食品の機能性成分の分析・評価等も行っています。
・タームとシマナーの豆乳グラタン
・島ダイコンのヨーグルトムース~シブイのソースがけ~
・島カボチャとハンダマのタコライス
実用化イメージ
● 島ヤサイを活用したメニュー開発
● 官能評価(7段階嗜好尺度法等)による美味しさの評価
● 島ヤサイや沖縄県産果実に含まれる機能性成分や抗酸化力等の分析・評価
( Ex)調理前後の抗酸化力の分析等 )
関連する特許や論文等
【HP】http://www.agr.u-ryukyu.ac.jp/labos/k_miyagi