研究シーズの内容
沖縄や奄美群島における島嶼環境では、夏季の台風、潮風、干ばつ、高温、強日射、および冬春季における強い季節風によって、農作物の生産を大きく制限することがある。本研究室では、基幹作物であるサトウキビに替わる新奇農作物の探索を行っている。食経験があるものを中心として、上記のような島嶼農業環境に適している生物資源を発掘して、
その生物資源の安全性の確認や機能性の発掘も行っている(別シーズを参照)。
実用化イメージ
・食品分野、機能性食品分野、医薬品分野
・機能性食品やサプリメント、保健機能食品の開発
・統合医療用機能性食品の開発
関連する特許や論文等
1) 蓄積抑制剤、脂肪肝の予防剤又は治療剤及び脂肪酸合成酵素抑制剤」(特許番号:登録第6467345)
2) ア原虫増殖の抑制に関与する細菌、マラリア治療剤、およびマラリア治療剤の生産方法(特開2011-244797)
3) vivo and in vitro anti-obesity activities of dihydropyranocoumarins derivatives from Peucedanum japonicum Thunb. J Functional Foods 2017. 29: 19-28.
4) ogalactosyldiacylglycerol: an abundant galactosyllipid of Cirsium brevicaule A. GRAY leaves inhibits the expression of gene encoding fatty acid synthase. Phytomedicine 2016. 23: 509-516.