研究シーズの内容
農業現場において作物に不明病害が発生した場合、病原体の特定を行うことは、被害拡大防止や適切な防除を行う上で非常に重要といえる。
我々の研究室では特に糸状菌(カビ)の病害について形態学的および分子生物学的見地から原因菌の同定を行い解析砲や対応策に関する技術と知見を蓄積してきた。沖縄県における野菜、花卉および果樹などに発生する病害の同定・診断、対応策を助言することが可能である。
実用化イメージ
分野および用途
・生産者組合等、沖縄県農業研究センター、病害虫防除技術センター、農業改良普及センター等
関連する特許や論文等
1)国産マンゴー炭疽病菌の完全世代Glomerella cingulataの初確認
2)狭義のLasiodiplodia theobromaeによるマンゴー軸腐病(新称)
3)Gilbertella persicaria (Eddy) Hesseltineによるピタヤ茎腐病(新称)
4)Colletotrichum gloeosporioides によるピタヤ炭疽病の発生(新称)
5)Alternaria leaf spot of Basil caused by Alternaria alternata.
6)Alternaria alternata (Fries) Keissler によるヤエヤマアオキ褐斑病(新称)
7)Black band of Jew’s marrow caused by Lasiodiplodia theobromae
8)Occurrence of chrysanthemum virescence caused by “Candidatus Phytoplasma aurantifolia” in Okinawa