研究シーズの内容
沖縄島や南西諸島沿岸域には、まだまだ未知の微細藻類が生育している。そのような微細藻類を材料にして、形態、微細構造、分子遺伝学的系統解析等の基礎研究や遺伝子資源確保、機能性物質探索等の応用研究も行っている。
現在、研究室では微細藻類を1,000株程度保有しており、まだその機能性物質等の抽出や解析がされてない状況である。
本研究室では、この微細藻類株の有効利用を考え、公的機関に寄託するか、共同研究を実施することを検討している。
実用化イメージ
分野および用途
・保有している微細藻類から機能性物質を抽出し、医薬品・化粧品等へ応用
・保有している微細藻類から機能性物質を検証し、健康食品等の素材として提供
関連する特許や論文等
1)Bhuiyan, M. A. H., Faria, D. G., Horiguchi, T., Sym, S. D. and Suda, S. 2015. Taxonomy and phylogeny of Pyramimonas vacuolata sp. nov. (Pyramimonadales, Chlorophyta). Phycologia 54: 323-332.
その他多数(琉球大学研究者データベース参照)