研究シーズの内容
加齢、または間質性膀胱炎のような難治性排尿障害は不可逆的変化で、薬物療法の効果は限定的である。ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法や仙骨神経刺激療法などの手術療法も侵襲性が高く、効果も持続しない。本研究シーズでは、低出力体外衝撃波照射による抗炎症、血管新生、神経再生効果を利用した排尿障害への低侵襲機器の開発を行う(図1)。
図1(A)低出力体外衝撃波照射の動物実験イメージ図 (B)低出力体外衝撃波の原理
実用化イメージ
排尿機能障害を治療する低侵襲医療機器の開発
関連する特許や論文等
- 膀胱機能障害を有する生体に対する低出力体外衝撃波による治療装置及びこれに使用する衝撃波照射プログラム(特願2022-135480)