研究シーズの内容
免疫原性が低い組換えタンパク質のワクチンには免疫賦活物質が必要とされます。
我々の研究室では、この免疫賦活候補物質を沖縄に生息する水生・陸生の動植物や微生物から分離、精製し、「マウスを用いたin vivo スクリーニング法」を用いて同定しています。
さらに、発見した免疫賦活候補物質の構造解析や免疫学的作用機序の解明を進め、産学官連携による実用化研究も進めています。
実用化イメージ
分野および用途
・人用ワクチンの効果を高める免疫賦活物質による医薬品開発(アジュバント等)
・豚等の家畜のワクチンの効果を高める医薬品開発(アジュバント等)
関連する特許や論文等
1)「薬物運搬体並びにこれを利用したアジュバントおよびワクチン」,(第8580274号(米国), 2013年11月12日/第5557254号(日本国)2014年6月13日)
その他多数(琉球大学データベース参照)