研究シーズの内容
液中パルスレーザーアブレーション法とは、溶媒に溶けない物質を浮遊させてパルスレーザー光を当てることによりナノ粒子化(~50nm)させる粉砕手法である。これにより、浸透の促進、接触面積の増大、融点の降下、水への分散性向上、細かな色調調節が可能となり、様々な分野に応用利用することができる技術である。また、液中で行うことによって素材のロス率が低減するため、生産量の向上が図れる。
実用化イメージ
分野および用途
・磁性材料への素材開発
・光学材料(吸収、散乱、発光)への素材開発
・食品・化粧品への素材開発
・医療用標識(病理因子探索等)への素材開発
関連する特許や論文等
1)ナノ粒子の生成・吐出器具(特許第5436821号)
2)Imaging of Exciton Absorption in Perylene Crystals by Femtosecond-Laser Scanning Microscopy,Japanese Journal of Applied Physics , 47:1400-1403 2008(Feb.),
著者名:Tomoaki Yago, Yoshiaki Tamaki, Akihiro Furube, Ryuzi Katoh
その他多数(琉球大学研究者データベース参照)