アカテツ Planchonella obovata

分類
植物
和名
アカテツ
学名
Planchonella obovata
方言
トウムキ、ジーキ、アンマチーギー
詳細分類植物界>被子植物門>真正双子葉植物綱>ツツジ目>アカテツ科>アカテツ属
用途薬用, 燃料, 建材, 木工用材, 防風, 護岸
性状常緑の高木。樹皮は灰色で厚くて縦皺を生じる。若枝、葉裏、それに花序には赤褐色の細かい毛を密生する。葉は倒卵形から楕円形、長楕円形で、先端はやや丸っこいか丸いか、あるいは時にややくぼむ。葉身の長さは5-10cm、基部は次第に狭まり、長さ 0.5-3cmの葉柄に続く。新葉では表裏ともに赤褐色の毛があるが、成葉では表面の毛は脱落して平滑になり、緑色で強いつやがある。葉質は硬くて革質。花は葉腋、または脱落した葉の葉腋から出て束生し、径5-6mm、淡い灰白色。液果は黒っぽく熟し、長楕円形で長さ1.2cm程度。内部には長楕円形の種子数個が収まる。
引用文献「熱帯・亜熱帯の未利用植物資源の多目的高度利用システムに関する研究報告書」 財団法人 地域産業技術振興協会

「渡嘉敷島の自然」