ガジュマル Ficus microarpa L. f.
- 分類
- 植物
- 和名
- ガジュマル
- 学名
- Ficus microarpa L. f.
- 方言
- ガジマル、ガジマギー、ガザムネー、ガズウマ
詳細分類 | 植物界>被子植物門>双子葉植物綱>イラクサ目>クワ科>イチジク属 |
---|---|
用途 | 薬用, 燃料, 木工用材, 観賞用, 栽培用, 防風, 防火 |
薬用部位 | 葉, 茎, 樹皮, 根茎根塊, 気根 |
性状 | 高さ10〜15m。葉は長さ5〜8㎝でつやと厚みのある卵形。根はよく分岐して無毛、地面まで届く長い気根(つる状の枝)が伸び、地面まで届くと太くなり幹を支える支柱根になる。無花果とよがれる1cmくらいの丸い実の内側に花を咲かせる。葉はたがいちがいにつき、長楕円形、倒卵形、まれに楕円形、革質で5〜8cmくらい、全縁で無毛。コバチの仲間が実の中に入り、受粉する。南西諸島を中心に、台湾、中国南部、インド、オーストラリアにかけて分布する常緑高木。 |
伝承 | 神経痛、関節炎、打身、風邪、皮膚病、産後の腹痛、大腸炎、胃けいれん、痔、眼病、湿疹、かぶれ、打撲、排尿痛、淋病、脚気、咳、喉の痛み、フィラリア症、おでき、しらくも、たむし、流産時、産後の出血多量 |
引用文献 | 「熱帯・亜熱帯の未利用植物資源の多目的高度利用システムに関する研究報告書」 財団法人 地域産業技術振興協会 978-4-89982-219-6「おきなわ 野の薬草ガイド」 大滝百合子著 4-931314-30-9「入門 沖縄の薬草」 吉川敏男著 4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集 978-4-9901917-7-1「沖縄の野山を楽しむ 植物の本」 屋比久壮実著 「沖縄地域のバイオマス資源中の有用物質研究抄録集」 財団法人 地域産業技術振興協会 「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著 「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著 |