サルカケミカン Toddalia asiatica Lamk.
- 分類
- 植物
- 和名
- サルカケミカン
- 学名
- Toddalia asiatica Lamk.
- 方言
- サラカチャー、ヤマジュンシャ
詳細分類 | 植物界>被子植物門>双子葉植物綱>バラ亜綱>ムクロジ目>ミカン科>サルカケミカン属 |
---|---|
用途 | 薬用, 工芸材 |
薬用部位 | 茎, 樹皮 |
性状 | 海岸近くの岩場に多く分布するつる性の低木で、茎や枝には猫の爪のような鋭いかき状のトゲがある。葉は小葉を3枚もつ3出複葉で、実は球形で黄色く熟する。樹皮は喘息の薬として利用される。花は葉のわきから円錐花につき12〜1月に咲き、淡黄緑色で雌雄異株である。種子は楕円形で赤黒色。アゲハチョウの仲間が好んで食べる。 |
伝承 | 喘息、せき、痰切り |
引用文献 | 978-4-9901917-7-1「沖縄の野山を楽しむ 植物の本」 屋比久壮実著 「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著 「沖縄植物野外活用図鑑 第4巻 海辺の植物とシダ」 池原直樹著 |