ソクズ Sambucus chinensis Lindl.

分類
植物
和名
ソクズ
学名
Sambucus chinensis Lindl.
別名
クサニワトコ
方言
ハブグサー、ハブヌマックヮ、ハブクサ、ソクズ、タズ
詳細分類植物界>被子植物門>真正双子葉植物綱>キク類> マツムシソウ目>レンプクソウ科>ニワトコ属
用途薬用
薬用部位全体, 葉, 根茎根塊
性状高さ1〜2m。葉は5〜15cmの長楕円形。茎の先に直径3〜4mmの白色の花が咲く。東北、本州、四国、九州、および中国に分布する大型多年草。人家近くの荒地などに生える。地下茎を引いて繁殖します。葉は向かい合ってつき、小葉は1〜3対で、複葉をなし、葉縁はギザギザ。全体に嫌な臭いがあるが、煮ると臭いは消える。花は白く散房状で密に集まり、上方は平坦。花序の中には黄色の密腺がある。果実は球体で赤く熟す。
伝承腎臓病、膀胱炎、膀胱結石、尿道炎、リュウマチ、神経痛、冷え症、むくみ、利尿、打撲、ねんざ、便秘、コレラ、月経不順、肝臓病、ネフローゼ、耳鳴り、中耳炎、目まい、慢性気管支炎、小便つまり、解熱、腎臓炎、水腫、腫物、骨折、じんましん、かゆみ、腰痛
化合物ウルソール酸、α‐アミリンパルミテート、フラボノイド類
引用文献978-4-89982-219-6「おきなわ 野の薬草ガイド」 大滝百合子著

4-9901917-2-2「おきなわフィールドブック3 沖縄の自然を楽しむ 野草の本」 屋比久 壮実著

4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集

「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著

「みぢかな薬草たしかな健康」 石垣市健康食品・薬草開発調査研究報告書

「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著