ナンテン Nandina domestica Thunb.

分類
植物
和名
ナンテン
学名
Nandina domestica Thunb.
方言
ナンティン
詳細分類植物界>被子植物門>真正双子葉植物綱>キンポウゲ目>メギ科>ナンテン亜科>ナンテン属
用途薬用, 観賞用
薬用部位葉, 果実, 根茎根塊
性状正月などのお祝いごとの際に生けられる常緑樹。高さ二メートルほど、葉は互生し大形で、小葉は長卵形で、花は白色。幹は叢生して直立し、通常単一で円柱形、粗面で暗色、材は黄色である。なお、似たような植物にヒイラギナンテンがある。果実には稀に白色のもの、ごく稀に淡紫色のものがある。本州、四国、九州、の山地の谷間に自生し、中国中部、インドに分布する無毛の低木。
伝承咳止め、腹痛、小児の百日咳、喘息、砒素の中毒、胃病、乗物酔い、口内炎、久咳
化合物ドメスチン、アルカロイド、リノレン酸、ナンジニン
引用文献4-931314-30-9「入門 沖縄の薬草」 吉川敏男著

4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集

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