ヘクソカズラ Paederia scandens

分類
植物
和名
ヘクソカズラ
学名
Paederia scandens
別名
ソウトメバナ、ヤイトバナ
方言
クサカンダ、ピヒシカザ、オーカチラ、フィーフィリカンダ、ピピスカッツァ、ガッジャ
詳細分類アカネ科
用途薬用
薬用部位葉, 茎, 果実, 根茎根塊
性状つる性の多年草。葉は3〜5㎝で長めのハート形や卵形。葉の間に1〜2㎝の外側が白色、内側が紅紫色の花が咲く。葉は向かい合ってつき、這うように伸びる。皮膚病によく効くらしい。朝鮮半島、中国、台湾、フィリピンおよび北海道から沖縄の全国各地に分布。
伝承皮膚病、しもやけ、あかぎれ、ひび、血行不良、下痢、腎臓病、脚気、神経痛、捻挫、虫下し、冷え性、抗菌作用
化合物ペデロシド、スカンドシド、アスペルロシド
引用文献978-4-89982-219-6「おきなわ 野の薬草ガイド」 大滝百合子著

978-4-9901917-7-1「沖縄の野山を楽しむ 植物の本」 屋比久壮実著

4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集

「みぢかな薬草たしかな健康」 石垣市健康食品・薬草開発調査研究報告書