ウコン Curcuma longa L.

分類
植物
和名
ウコン
学名
Curcuma longa L.
別名
秋ウコン、春ウコン、キゾメグサ、ターメリック
方言
ウッチン、ウキャン、ウキン、ヤマウキン、ウムザヌウキン、アマウキン、ウチン、ウッキン、ウチヌ、ウギン、ウキン
詳細分類植物界>被子植物門>単子葉植物綱>ショウガ目>ショウガ科>ウコン属
用途薬用, 調味香味料, 染料・着色料
薬用部位茎, 根茎根塊
性状草丈40〜70cmのインドシナ半島原産のショウガ科の多年草植物。葉の間から長さ20〜25cmの花穂をつけ、秋ウコンは白色と黄色の花を、春ウコンは花びらの先が薄ピンク色の白い花をつける。秋ウコンは熱帯アジア原産で、インド、中国南部、インドネシア、ベトナム、台湾、日本では沖縄、九州南部で栽培される。春ウコンは中国南部および東南アジアに分布し、西表島、石垣島、大宜味村や鹿児島県の一部の山地に自生し、沖縄で栽培されている。
伝承肝炎、胆のう炎、胆石症、黄疸、消化不良、食欲不振、胃炎、傷、痔、歯痛、打身、無月経、月経過剰、生理痛、腎臓病、おたふくかぜ、咳、糖尿病、高血圧症、食欲低下、肝機能の強化、蓄膿症、肺炎、のぼせ、熱さまし、肝臓、膀胱炎、淋病、腹痛、咳、フィラリア症、ひきつけ、痔、しらくも、おでき、動脈硬化、抗菌機能、胆道炎
化合物クルクミン、ターメロンチンギベレン、アルファクルクメン、カンファー
引用文献978-4-89982-219-6「おきなわ 野の薬草ガイド」 大滝百合子著

4-931314-30-9「入門 沖縄の薬草」 吉川敏男著

「亜熱帯資源を活用した複合産業の創出可能性調査報告書」  財団法人 南西地域産業活性化センター

4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集

「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著

「みぢかな薬草たしかな健康」 石垣市健康食品・薬草開発調査研究報告書

「これでわかる 薬用植物」 中田貴久子・中田福市著