カキバチシャノキ Cordia dichotoma Forst.f.

分類
植物
和名
カキバチシャノキ
学名
Cordia dichotoma Forst.f.
方言
シブ
詳細分類植物界>被子植物門
用途薬用, 食用, 布・繊維, 燃料, 木工用材, 工芸材
性状アジアの熱帯に広く分布するムラサキ科の中高木。日本では奄美諸島以南に自生地がある。樹皮は繊維質で,若い枝は脱落性の毛におおわれる。葉は互生し,卵形ないし楕円形。長さ7〜12cm,幅4〜7cm。縁は全縁でやや波打つ。花序は腋生(えきせい),新葉とともに展開し,二叉(にさ)に分岐した集散花序で,学名のdichotoma(二叉分岐の意)はこの特徴に由来する。花冠は直径約7mmで淡黄色,5裂し平開する。果実は漿果(しようか)で球形,直径約1cm,熟すと赤くなり,後に黒変する。
引用文献「熱帯・亜熱帯の未利用植物資源の多目的高度利用システムに関する研究報告書」 財団法人 地域産業技術振興協会