カワラヨモギ Artemisia capillaris Thunb.

分類
植物
和名
カワラヨモギ
学名
Artemisia capillaris Thunb.
方言
ハママツ、パママツ、ハママチ、ハママーチ、ヌーパン
詳細分類植物界>被子植物門>双子葉植物綱>キク亜綱>キク目>キク科>ヨモギ属
用途薬用
薬用部位全体, 茎, 根茎根塊
性状本州から台湾、フィリピン、中国の川岸や海岸の砂地に分布している多年草。茎は直立して分枝し高さ1m以上にも達するものがある。根茎は硬くて短い。根葉は密に束生し、ふつう白毛があってアサギリソウの葉に似ているが、花時には枯れる。なお、若葉のときは全く別種のようである。茎の葉は互生し、ふつう無毛で2回羽状に全裂し、裂片は細かい筒状、毛のような緑色である。夏から秋にかけて枝上部で大形の円錐花序となって無数の小頭花を開く。
伝承肝炎、黄疸、むくみ、利尿、歯口腫、蓄膿症、じんましん、胃けいれん、胆膿、解熱、咳止め、乳幼児の便秘、皮膚のかゆみ、のぼせ、肝臓、腎臓、浮腫、膀胱炎、糖尿病、下げ物
引用文献「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著

4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集