キョウオウ Curcuma aromatica Salisd.

詳細分類	植物界＞被子植物門＞単子葉植物綱＞ショウガ目＞ショウガ科＞ウコン属
用途	薬用
薬用部位	葉, 茎, 根茎根塊
性状	繁殖は株分け。インド全土に野生する多年生草本で暖地にはえる。根茎はあらく大きな魂状をして分かれ、内部は黄色で香気がある。全草は革質で緑色、高さは1m内外になる。葉は長楕円形、長さ50cm内外、先端は尾状に尖り、下部は長い葉柄がさや状になり、裏面にビロード状の毛がはえている。葉の巾は１８ｃｍ内外。五月頃の新芽のではじめに、葉とは別に高さ30cm内外の花茎を直立する。花序は大形で多数の緑白色のうろこ状苞葉が重なって抱き合い、頂部の苞片は紅紫色、花は黄白色で小さい。根茎を切ると鮮黄色。
伝承	抗菌作用、肝臓、胃炎、胃弱、結核、喘息、肋膜炎、疫痢、子宮出血
化合物	クルクミン、カンファー、各種ミネラル
引用文献	「みぢかな薬草たしかな健康」　石垣市健康食品・薬草開発調査研究報告書「沖縄の薬草百科　誰にでもできる薬草の利用法　やさしい煎じ方と飲み方」　多和田真淳・太田文子共著共著「沖縄薬草　家庭栽培と薬効」　多和田真淳著　多和田真淳著