クコ Lycium chinense Mill.

分類
植物
和名
クコ
学名
Lycium chinense Mill.
方言
クク
詳細分類植物界>被子植物門>双子葉植物綱>ナス目>ナス科>クコ属
用途薬用
薬用部位全体, 果実, 根茎根塊
性状東アジアの熱帯から温帯に広く分布し、川の土手や溝のへりなどに多くみられる小形の落葉低木である。茎は細長くたてのすじがあり、多数むらがってはえ、高さ1〜2mとなり直立せず、しばしば刺状の小枝をもつ。葉は数個ずつ集まってつき、楕円形か長楕円形で基部はせまくなって短い柄になり、3cmぐらいの長さ。花は合弁で痰紫色。果実は熟すと紅色になり、はだはなめらかである。
伝承吐血、強精、不感症、冷え症、むくみ、口内炎、口臭、糖尿病、解熱、肝臓保護、老眼、肺熱、咳、喘息、高血圧
化合物ベタイン、ザキサンチン、ビタミン、ミネラル
引用文献「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著

「みぢかな薬草たしかな健康」 石垣市健康食品・薬草開発調査研究報告書

「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著