クサトベラ Scaevola taccada Roxb.

分類
植物
和名
クサトベラ
学名
Scaevola taccada Roxb.
別名
カイガンタバコ
方言
スーキ、スシュキ
詳細分類植物界>被子植物門>双子葉植物綱>キク亜綱>キキョウ目>クサトベラ科>クサトベラ属
用途薬用, 飼料, 工芸材
薬用部位葉, 茎
性状海岸または海岸近くの山野に生える高さ1〜5mの常緑低木。葉は10〜25cmの黄緑色で長楕円形で枝の先にむらがってつく。小枝は太く質がやや柔らかく中に白い髄がある。花冠は白味をおび長さ2cmあまり、果実は熟すると白くなる。インド洋から東南アジア、オーストラリア、ハワイにかけて熱帯、亜熱帯の太平洋岸、日本では種子島以南の沖縄や小笠原の海岸に広く分布。なお、葉が無毛で花の小さいものがあり、テリハクサトエベラといって区別される。
伝承魚毒、中毒、消化不良、下痢、脚気、眼病、毒消し、下痢止め、眠病
引用文献978-4-89982-219-6「おきなわ 野の薬草ガイド」 大滝百合子著

「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著

4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集

「渡嘉敷島の自然」

「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著