クチナシ Gardenia jasminoides Ellis f. grandiflora Makino
- 分類
- 植物
- 和名
- クチナシ
- 学名
- Gardenia jasminoides Ellis f. grandiflora Makino
- 方言
- クチナシ、カジマヤー、クチナギ、クチナ、フスナス
詳細分類 | 植物界>被子植物門>真正双子葉植物綱>コア真正双子葉植物綱>キク類> 真正キク類>Ⅰ リンドウ目>アカネ科>サンタンカ亜科>クチナシ連 クチナシ属 |
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薬用部位 | 葉, 幹, 果実, 種子, 根茎根塊 |
性状 | 5月ごろに風車のような白い花を咲かせ、良い香りがする。日陰に多く見られ、庭木にもよく植えられている。冬には見が黄色く熟し、メジロなど野鳥の食料になる。葉は頭痛や不眠症などの薬用になり、熟した実は織物を黄色に染める染料として利用される。葉は長楕円形で光沢があり向かい合ってつく。常緑低木。静岡県以西の本州、四国、九州、沖縄の山地から台湾、中国にわたって分布している。 |
伝承 | 頭痛、不眠症、鼻血、血尿、胃炎、口内炎、食道炎、胸痛、目まい、結膜炎、小児マヒ、肝臓、腎臓、神経疲労、腫物、打撲、高熱、黄疸型肝炎、胃痛、小便つまり、淋病、頭痛、火傷、解熱、不眠、咽痛 |
化合物 | カルデノシド、ゲルポシド、α‐クロチン |
引用文献 | 「熱帯・亜熱帯の未利用植物資源の多目的高度利用システムに関する研究報告書」 財団法人 地域産業技術振興協会 978-4-9901917-7-1「沖縄の野山を楽しむ 植物の本」 屋比久壮実著 4-931314-30-9「入門 沖縄の薬草」 吉川敏男著 「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著 4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集 「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著 |