クロツグ Arenga tremula Becc. Var. Engleri Hatusima
- 分類
- 植物
- 和名
- クロツグ
- 学名
- Arenga tremula Becc. Var. Engleri Hatusima
- 方言
- マニ、マーニ、マーニー、アイグ、フフカラ
用途 | 薬用, 食用, 布・繊維, 建材, 工芸材, 観賞用 |
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薬用部位 | 根茎根塊 |
性状 | 葉は鳥の羽のように羽状複葉という形をしている。大型で、長さが3mにもなる。小葉の大きさは30〜50cmで多数ついている。葉の表は濃い緑だが、裏は白っぽくなっている。実は直径が2cmくらいで赤く熟す。幹は葉の付け根が朽ち、ほぐれて出来た黒い繊維で被われている。 |
伝承 | 動悸、頭痛、偏頭痛、熱さまし、殺菌効果、マラリア特効薬 |
引用文献 | 「熱帯・亜熱帯の未利用植物資源の多目的高度利用システムに関する研究報告書」 財団法人 地域産業技術振興協会 978-4-9901917-7-1「沖縄の野山を楽しむ 植物の本」 屋比久壮実著 「亜熱帯資源を活用した複合産業の創出可能性調査報告書」 財団法人 南西地域産業活性化センター 4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集 沖縄の薬草と民間療法 仲本信幸著 「渡嘉敷島の自然」 |