ゲッキツ Murraya paniculata Jack.

分類
植物
和名
ゲッキツ
学名
Murraya paniculata Jack.
別名
イヌツゲ、九里香
方言
ギキジ、ギキジャー、ギンギチ、ジィファギー、ギギチャー、デンブグサ
詳細分類植物界>被子植物門>双子葉植物綱>バラ亜綱>ムクロジ目>ミカン科>ゲッキツ属
用途薬用, 食用, 化粧品, 木工用材, 観賞用
薬用部位葉, 茎, 根茎根塊
性状高さ3〜8m。葉は1.5〜5㎝。葉は小さな楕円形の小葉をたくさんつける奇数羽状複葉で、長さ10〜18cm内外、小葉4〜5個、長さ4cm内外、巾2cm内外、葉は濃緑色。この花がたくさん咲くと、その年は大きな台風が来るといわれている。花は白く、赤い実をつける。奄美大島以南の南西諸島、沖縄諸島、沖縄から東南アジアの熱帯を中心に分布するミカン科の常緑小高木。全株無毛、樹皮は灰白色。
伝承皮膚病、下痢、腸炎、盲腸炎、胃腸疾患、月経不順、局所麻酔薬(他の麻酔薬と併用という形で使用)、湿疹、リウマチなどの痛み止め、盲腸炎、おでき、かゆみ、歯痛、胃腸疾患
引用文献「熱帯・亜熱帯の未利用植物資源の多目的高度利用システムに関する研究報告書」 財団法人 地域産業技術振興協会

978-4-9901917-7-1「沖縄の野山を楽しむ 植物の本」 屋比久壮実著

「亜熱帯資源を活用した複合産業の創出可能性調査報告書」  財団法人 南西地域産業活性化センター

978-4-89982-219-6「おきなわ 野の薬草ガイド」 大滝百合子著

「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著

4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集

「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著