ゲットウ Alpinia speciosa
- 分類
- 植物
- 和名
- ゲットウ
- 学名
- Alpinia speciosa
- 方言
- サンニン、ムーチーガサ、サニン
詳細分類 | 植物界>被子植物門>単子葉植物綱>ショウガ目>ショウガ科>ハナミョウガ属 |
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用途 | 薬用, 油脂, 染料・着色料 |
薬用部位 | 葉, 茎, 種子, 根茎根塊 |
性状 | 高さ2〜3mで多年生性のショウガ科の大型草本。九州南端から沖縄および台湾からインドに分布。昔から漢方では種子を煎じて胃薬として利用。最近の研究でポリフェノールを高濃度で含むことが明らかになった。染色としても利用され草木染めでは薄いピンクの色が出る。高さ2m内外。葉はほとんど無柄。花は唇形で大きく帯黄白色、紅色の条線があって美麗。果実は球卵形で長さ2cmくらい。 |
伝承 | 消化不良、食欲低下、腹痛、下痢、痰切り、抗菌、虫よけ、健胃整腸、血栓予防、マラリア、虫下し、痰、胸腹の冷痛 |
化合物 | ワックス成分、オクタコサトル、精油分、パルミチン酸ピネン |
引用文献 | 4-931314-30-9「入門 沖縄の薬草」 吉川敏男著 978-4-9901917-7-1「沖縄の野山を楽しむ 植物の本」 屋比久壮実著 978-4-89982-219-6「おきなわ 野の薬草ガイド」 大滝百合子著 「亜熱帯資源を活用した複合産業の創出可能性調査報告書」 財団法人 南西地域産業活性化センター 「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著 「みぢかな薬草たしかな健康」 石垣市健康食品・薬草開発調査研究報告書 「渡嘉敷島の自然」 「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著 |