ツルグミ Elaeagnus glabra Thunb.
- 分類
- 植物
- 和名
- ツルグミ
- 学名
- Elaeagnus glabra Thunb.
- 方言
- クービ、シルクビギ、ザウカニ、ザウカニギ
詳細分類 | 植物界>被子植物門>真正双子葉植物綱>バラ目>グミ科>グミ属 |
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用途 | 薬用, 食用 |
薬用部位 | 茎, 幹, 樹皮, 根茎根塊 |
性状 | 低木草。茎が半つる性で長く伸び、山の中では長さ10m以上になる茎もある。小枝は赤褐色の星状でおおわれている。葉は長楕円形で、若い葉には褐色の毛が変化した星状毛がたくさん見られる。葉が古くなるにつれ、星状毛も剥げ落ちて少なくなる。三角の花びらを4枚広げた白い花が咲く。茎は解熱や腸炎などの薬用に利用される。果実は長楕円形で、長さ1.2〜2cmぐらい。 |
伝承 | 解熱、腸炎、汗出し、産褥熱、のぼせ、肝臓、腎臓、糖尿病、膀胱炎、破傷風、ハンセン病、吐き気、血圧、風邪、疝気、咳、喘息 |
引用文献 | 978-4-9901917-7-1「沖縄の野山を楽しむ 植物の本」 屋比久壮実著 4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集 「沖縄地域のバイオマス資源中の有用物質研究抄録集」 財団法人 地域産業技術振興協会 「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著 「王家の島 伊平屋の七離れ いへや薬膳と旅のレシピ」 伊平屋村商工会発行 「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著 |