ニラ Allium tuberosum
- 分類
- 植物
- 和名
- ニラ
- 学名
- Allium tuberosum
- 別名
- ミラ、コミラ
- 方言
- チリビラ、ミィジヤ、ピーラ、キリビラ、チルビラ、ビラー、ビラティ、ミヤコネギ
詳細分類 | 植物界>被子植物門>単子葉植物綱>クサスギカズラ目>ヒガンバナ科>ネギ属 |
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用途 | 薬用, 食用 |
薬用部位 | 葉, 茎, 種子, 根茎根塊 |
性状 | 草丈30〜50㎝。夏の終わりごろに葉の間から花茎を出し、その先に白色の花をつける。中国原産と考えられる多年草。沖縄では常緑植物である。古い時代に大陸から伝わり、各地で栽培されている。全体に特有のにおいがある。本州、九州、中国、シベリア、モンゴル、チベット、アムール、ウスリーなどアジア各地域に分布。根茎は短く横につづき、鱗茎はせまい卵形。 |
伝承 | 滋養、強精、疲労回復、夏バテ、下痢、胃腸の不調、冷え症、吐血、鼻血、血尿、痔、咳、喘息、出血、うるしかぶれ、切り傷、やけど、頻尿、インポテンツ、白色帯下、腹痛、眼疾患、はしか、リンパ腺の腫れ、不眠症、遺精、脱肛 |
引用文献 | 978-4-89982-219-6「おきなわ 野の薬草ガイド」 大滝百合子著 4-931314-30-9「入門 沖縄の薬草」 吉川敏男著 4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集 「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著 「沖縄家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 |