ハマサルトリイバラ Smilax sebeana Miq.

分類
植物
和名
ハマサルトリイバラ
学名
Smilax sebeana Miq.
方言
サンチナ、サンチラ
詳細分類植物界>被子植物門>単子葉植物綱>ユリ亜綱>ユリ目>サルトリイバラ科>シオデ属
用途薬用, 食用
薬用部位茎, 根茎根塊
性状九州、沖縄の海岸山野にはえるつる性の木本で、台湾・中国に分布している。茎や枝はほとんどトゲがなく、無毛で少し稜角がある。葉は若いうちは赤みをおびている。質はうすい革質で常緑、卵形または卵円形で、長さ7〜10cm内外。柄は長さ1〜1.5cm、巻きひげはよく発達している。雌花序は散形で、多数の花をつける。果実は球形で、径7〜8mm、冬季黒熟する。種子は1〜2個入っている。
伝承利尿、下痢止め、解毒、浄血剤、梅毒、淋病、関節炎、リュウマチ、手足のしびれ、腫物、頭痛、淋病、痰、咳、運動麻痺
化合物スミラックスサポニンA・B・C、タンイン
引用文献「みぢかな薬草たしかな健康」 石垣市健康食品・薬草開発調査研究報告書

「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著

「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著