ヒガンバナ Lycoris radiata Herb.

分類
植物
和名
ヒガンバナ
学名
Lycoris radiata Herb.
別名
マンジュシャゲ
方言
ボージビラー
詳細分類植物界>被子植物門>単子葉植物綱>クサスギカズラ目>ヒガンバナ科>ヒガンバナ亜科>ヒガンバナ連 ヒガンバナ属
用途薬用
薬用部位根茎根塊, 球根
性状本土各地の原野にはえる多年生の宿根草で、中国に分布している。ラッキョウ型の鱗茎が地下にあり、外皮は黒い。秋の彼岸の頃、まだ葉がないときに鱗茎から30cm内外の茎を1本出し、その先に有柄の赤色の美しい花が数個輪状に開き、下には膜質の苞葉をそなえている。花被は6片で細長く外側にそりかえり、へりはいちじるしく波うっている。雄しべ6本と雌しべが赤色で長く花外につき出ている。子房は下位で緑色、成熟しないので種子はできない。花の後に深緑色で心持ち白斑のある線形鈍頭の葉をだす。葉はやわらかくて厚く、光沢があります。
伝承腹水炎、腫物、疔瘡腫毒、手足の脱臼、鎮痛剤、去痰
化合物ヒガンバナアルカロイド、リコリン
引用文献「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著

「みぢかな薬草たしかな健康」 石垣市健康食品・薬草開発調査研究報告書

「沖縄薬草 家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 多和田真淳著