ムラサキオモト Rhoeo spathacea W.T.Stearn
- 分類
- 植物
- 和名
- ムラサキオモト
- 学名
- Rhoeo spathacea W.T.Stearn
- 方言
- アカウムトゥ、ウムトウ
詳細分類 | 植物界>被子植物門>単子葉植物綱>ツユクサ目>ツユクサ科>ムラサキオモト属 |
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用途 | 薬用, 観賞用 |
薬用部位 | 葉, 花, 根茎根塊 |
性状 | 高さ20〜60cmの常緑性多年草。葉の裏だけが紫色に染まっている。メキシコ、西インド原産。本土あたりでは観葉植物のひとつとして温室に栽培されている。夏に葉のわきに2枚貝状の短い花序をだし、小さな白い花を咲かせる。葉は茎の先端に集まってつき、斜めに広がり長楕円披針形で、長さ15〜25cmくらい、巾3〜4cmくらい、質はやわらかく表面が紫がかった緑色。 |
伝承 | 肺炎、血便、血尿、咳、痰、百日咳、肺結核、下痢、腸炎、消化不良、打身、虫下し、ブリヤキ・タリニツ、便秘、痔、腹痛、赤痢、火傷 |
化合物 | フラボン配糖体、粘液質、アントシアニジン |
引用文献 | 978-4-89982-219-6「おきなわ 野の薬草ガイド」 大滝百合子著 4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集 「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著 「みぢかな薬草たしかな健康」 石垣市健康食品・薬草開発調査研究報告書 「沖縄家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 |