リュウキュウマツ Pinus luchuensis Mayr
- 分類
- 植物
- 和名
- リュウキュウマツ
- 学名
- Pinus luchuensis Mayr
- 方言
- マーチ、マチ
| 詳細分類 | 植物界＞裸子植物門＞マツ綱＞マツ目＞マツ科＞マツ属 |
|---|---|
| 用途 | 薬用, 油脂, 燃料, 家具材, 木工用材, 工芸材, 観賞用, 栽培用, 防風, 防砂, 造林 |
| 薬用部位 | 葉, 茎, 花, 花粉, 樹脂, 樹皮 |
| 性状 | 高さ20〜25ｍ、直径1ｍ以上にもなる常緑の高木。木が大きくなると、樹皮が割れウロコのようになり、枝振りも風格が出てくる。葉はふつう2枚あって、線形、長さ10〜20cmぐらい。樹脂溝は中位で長さ7mmぐらいある。雌花序は新しい枝の先に1〜2個できて楕円形、長さ4mmぐらいあって、赤褐色で多数の鱗片からできている。球果はほぼ3年目あたりに熟し、狭卵状円筒形。 |
| 伝承 | 胃、肝臓、結核、脱腸、リンパ腺の腫れ、打身、脱毛、心臓病、せき、痰切り、咽喉炎、淋病、不眠症、心痛、健胃、湿病、脹満、下血、咽頭カタール、花粉症 |
| 引用文献 | 「熱帯・亜熱帯の未利用植物資源の多目的高度利用システムに関する研究報告書」 財団法人 地域産業技術振興協会 978-4-9901917-7-1「沖縄の野山を楽しむ 植物の本」 屋比久壮実著 「沖縄地域のバイオマス資源中の有用物質研究抄録集」 財団法人 地域産業技術振興協会 4-88024-120-2「沖縄民俗薬用動植物誌」 飛永精照監修 前田光康 野瀬弘美編集 琉球大学地域貢献シンポジウム「産地から発する亜熱帯の森の恵み」 国立大学法人琉球大学農学部 「沖縄の薬草百科 誰にでもできる薬草の利用法 やさしい煎じ方と飲み方」 多和田真淳・太田文子共著共著 「沖縄家庭栽培と薬効」 多和田真淳著 「王家の島 伊平屋の七離れ いへや薬膳と旅のレシピ」 伊平屋村商工会発行 |