「第4回 沖縄海洋ロボットコンペティション」 ROV部門で最優秀賞!

平成30年10月13日(土)~14日(日)、沖縄県宜野湾市宜野湾新漁港にて 「第4回 沖縄海洋ロボットコンペティション」が開催されました。本コンペティションは国内で唯一、海を競技会場としており、難易度も高いと言われています。

今回、ROV部門(Remotely Operated Vehicle)、AUV部門(autonomous underwater vehicle)、 フリースタイル部門の3部門があり、県内外から14チームが参加し沖縄の海に挑戦しました。

本学工学部機械システム工学科及び理工学研究科の学生チーム(チーム名:ジンベイザメ、ロボット名:タマン号、メンバー:金山佳広、金城兵研、中川真、柳健一、田場大貴)はROV部門で最優秀賞(1位)に輝きました。また、同部門、優秀賞:長崎大学、敢闘賞:豊橋技術科学大学となりました。

詳細は「第4回 沖縄海洋ロボットコンペティションHP」をご参照ください。
http://www.robo-underwater.jp/2018/rchp/JPN/index.php
 
タマン号の概要

名  称 タマン号
参加部門 ROV
仕  様 共通
寸法(mm):高さ 180 mm x 横 230 mm x 奥 320 mm
空中質量(kg):4.1 kg
ROV部門
使用電圧(V):30 V
消費電力(W):240 W
その他(潜航深度や航行速度、センサなど)
前向きカメラ、下向きカメラ、画素数:48 万画素
重量:490g
電源:DC12V, 250mA
概  要 一昨年から引き継いでいる機体です。去年の問題点を修正し、操作性の改善に取り組んでいます。機体の改善としてロボットからのケーブルの延長を行っています。フレームは塩化ビニールパイプで作製し、3つのスラスターには 24V のポンプを利用しています。プロペラは直径 60mm の物を利用し、プロペラ軸は約 55mm の物を使用しています。搭載しているカメラは防水加工されたものを使用しています。

動作検証を終え、海での試走に取り組んでいます。現在は、QRコードを素早く読み取れるように練習を重ねています。