第42回 沖縄の産業まつりに参加

 第42回「沖縄の産業まつり」が10月19日(金)~21日(日)の3日間、那覇市の奥武山公園と県立武道館で開催され、「うちなー発 世界へとどけ県産品」をテーマに、6つの会場で502の企業や団体、個人が出展しました。

 琉球大学は、県立武道館アリーナ棟において、沖縄産学官イノベーション創出協議会の参加機関として、パネル展示(ミニ・オープンラボ)と体験教室(こども科学実験室)を実施しました。

 「ミニ・オープンラボ」では、荒川雅志教授(国際地域創造学部)より『沖縄コーヒープロジェクト』をテーマに、沖縄県産無農薬コーヒーで6次産業化ビジネスモデル化を目指す試みについて、石田哲夫教授(理学部)より『生化学的研究でアフリカマイマイをバイオソースとして見直す』をテーマに、アフリカマイマイの組織から有用な酵素やタンパク質を調べる試みについて、渡嘉敷健准教授(工学部)より『沖縄集合住宅の音環境対策研究の紹介』をテーマに、外部の騒音に強く、室内が快適音空間となるコンクリート住宅を目指す研究開発について、大学コンソーシアム沖縄より『知的・産業クラスター支援ネットワーク強化事業』の概要説明について、地域連携推進機構産学官連携部門より『琉球大学ブランド商品開発支援事業』の商品展示・紹介と、『イノベーション創出人材育成事業』で支援を行っている起業家の紹介について、 6件の研究成果のパネル展示を行いました。

 「こども科学実験室」では、中川鉄水助教(理学部)より『水素のチカラ』をテーマに、手回し発電機で水素を作るタイムアタックと、燃料電池ラジコンのレースで子どもたちに水素を使う体験教室を行いました。