“植物” の記事一覧
- 和名
- カラスザンショウ
- 方言
- アンギ
- 性状
- 日本のほかに、朝鮮南部、中国、フィリピンなどに分布する。山野に普通に生える。特に伐採跡などの裸地にいち早く伸び出して葉を広げる先駆植物である。高さは6〜8mで、最大15mになることもある。普通のサンショウに比べて、はるか…
- 和名
- カゴノキ
- 性状
- 常緑高木。関東地方・福井県以西〜九州の暖地のタブノキ林やシイ林、カシ林に混生する。高さ22mほどになる。円形の樹形をつくる。樹皮は灰黒色。樹皮がまるい薄片になってはがれ落ち、その跡が白い鹿の子模様になる。新枝は褐緑色、細…
- 和名
- カラスノエンドウ
- 学名
- Vicia sativa subsp. nigra
- 別名
- ヤハズエンドウ
- 方言
- ガラサマミ
- 性状
- 公園の芝の中や道端などで見られる。高さ60〜100㎝になり、羽状の葉の先に3つの分かれた巻きひげがある。葉の付け根(葉腋)に濃いピンク色の花を咲かせ、3〜5㎝くらいの豆莢と呼ばれる実ができる。…
- 和名
- オニヤブソテツ
- 学名
- Cyrtomium falcatum (L.f) Presl.
- 別名
- ナガバヤブソテツ
- 性状
- 海岸近くの石灰岩地帯に多く見られる常緑の多年生シダで、根茎は太くて短く、高さ30〜60cmくらいの葉を束生する。葉版は叢生し長さ15〜40cm、下部の鱗片は卵形または広披針形で、急鋭尖頭、暗褐色。…
- 和名
- オキナワシャリンバイ
- 学名
- Rhaphiolepis indica Lindl.
- 別名
- モッコクモドキ、モクコクモドキ
- 方言
- ティカチ、ツケホス
- 性状
- 4月ころ梅のような白い花を枝先に車輪のように咲かす。秋には直径1㎝くらいの褐色で球形の実がつく。熟した実には大きな種子が1個あり、皮と種皮の間の薄い部分が食べられる。樹皮や根にタンニンという色素を多く含み、芭蕉布や久米島…
- 和名
- オヒルギ
- 別名
- アカバナヒルギ
- 方言
- プキシ、フイヌキ、ビギピニ
- 性状
- 川口汽水域のマングローブ林中に生える常緑の高木。幹は直立し、高さ8〜25mになるといわれていますが、本島(金武、宜野座、久志、慶佐次)では3〜5mくらいの高さです。葉は長楕円形、厚い革質で先はとがり対生します。花は赤色で…
- 和名
- オオムラサキシキブ
- 方言
- ズリグヮーギ、タマグヮーギ
- 性状
- 高さ1.5m〜3mくらになる落葉の低木で、夏に薄いピンク色の可憐な花をつける。葉は丸みもったひし形で、向かい合ってつき(対生)、縁はぎざぎざしている。秋から冬にかけて実をつけ鮮やかな赤紫色になる。熟した実は織物などを赤紫…
- 和名
- オモト
- 学名
- Rohdea joponica Roth
- 方言
- ウムトウ
- 性状
- 四国、九州の樹林内の陰地に繁茂してはえる多年生草本。茎は地上にはい、ところどころにひげ根を出し、茎の先に大きな葉を束生する。葉は長さ30cmあまり幅は12mmにも達し、先端は尖っている。春ごろ葉の中心から10〜20cmぐ…
- 和名
- オガタマノキ
- 学名
- Michelia compressa Sarg.
- 方言
- ショウルスン、ソウルスン、カミキ、ショールスン
- 性状
- 山地に生える常緑の高木で、幹は直立し高さ5〜15mくらいになり、冬芽は光沢のある褐色の毛でおおわれている。葉は倒卵状長楕円形、表面は濃緑色でつやがあり、裏面はいくぶん青白色を帯びる。冬、新しい葉の腋に淡黄白色の芳香のある…