“植物” の記事一覧
- 和名
- オニヤブソテツ
- 学名
- Cyrtomium falcatum (L.f) Presl.
- 別名
- ナガバヤブソテツ
- 性状
- 海岸近くの石灰岩地帯に多く見られる常緑の多年生シダで、根茎は太くて短く、高さ30〜60cmくらいの葉を束生する。葉版は叢生し長さ15〜40cm、下部の鱗片は卵形または広披針形で、急鋭尖頭、暗褐色。…
- 和名
- オキナワシャリンバイ
- 学名
- Rhaphiolepis indica Lindl.
- 別名
- モッコクモドキ、モクコクモドキ
- 方言
- ティカチ、ツケホス
- 性状
- 4月ころ梅のような白い花を枝先に車輪のように咲かす。秋には直径1㎝くらいの褐色で球形の実がつく。熟した実には大きな種子が1個あり、皮と種皮の間の薄い部分が食べられる。樹皮や根にタンニンという色素を多く含み、芭蕉布や久米島…
- 和名
- オヒルギ
- 別名
- アカバナヒルギ
- 方言
- プキシ、フイヌキ、ビギピニ
- 性状
- 川口汽水域のマングローブ林中に生える常緑の高木。幹は直立し、高さ8〜25mになるといわれていますが、本島(金武、宜野座、久志、慶佐次)では3〜5mくらいの高さです。葉は長楕円形、厚い革質で先はとがり対生します。花は赤色で…
- 和名
- オオムラサキシキブ
- 方言
- ズリグヮーギ、タマグヮーギ
- 性状
- 高さ1.5m〜3mくらになる落葉の低木で、夏に薄いピンク色の可憐な花をつける。葉は丸みもったひし形で、向かい合ってつき(対生)、縁はぎざぎざしている。秋から冬にかけて実をつけ鮮やかな赤紫色になる。熟した実は織物などを赤紫…
- 和名
- オモト
- 学名
- Rohdea joponica Roth
- 方言
- ウムトウ
- 性状
- 四国、九州の樹林内の陰地に繁茂してはえる多年生草本。茎は地上にはい、ところどころにひげ根を出し、茎の先に大きな葉を束生する。葉は長さ30cmあまり幅は12mmにも達し、先端は尖っている。春ごろ葉の中心から10〜20cmぐ…
- 和名
- オガタマノキ
- 学名
- Michelia compressa Sarg.
- 方言
- ショウルスン、ソウルスン、カミキ、ショールスン
- 性状
- 山地に生える常緑の高木で、幹は直立し高さ5〜15mくらいになり、冬芽は光沢のある褐色の毛でおおわれている。葉は倒卵状長楕円形、表面は濃緑色でつやがあり、裏面はいくぶん青白色を帯びる。冬、新しい葉の腋に淡黄白色の芳香のある…
- 和名
- オキナワツゲ
- 方言
- チギ、コールグワーギー、インカンキ、ウコールグヮーギー
- 性状
- 9〜11月頃花を咲かせ、実は翌年の7〜10月頃に熟する。実には3本の突起がある。古くから彫刻や印鑑、くしなどの材料として利用された。…