“植物” の記事一覧
- 和名
- オニタビラコ
- 方言
- トゥイヌフィサー、チャンチャクナー
- 性状
- 1〜越年草で、2〜4月頃に、タンポポの花を小さくしたような黄色い花を長い茎の先に多数つける。沖縄では、春の七草の一種であるコオニタビラコの代わりに、この種を用いる。昔では、野菜代わりとして食用とされていた。方言名は、鳥の…
- 和名
- オニトウゲシバ
- 学名
- Lycopodium serratum Thunb. var. longipetiolatum Spring.
- 性状
- 樹蔭の湿気のあるところに生じ、亜熱帯、熱帯に広く分布している。葉は開出して長楕円、卵状長楕円、まれに披針形で、長さ20〜30mm、巾は中央部が1番ひろく3〜5mm、両端とも鋭針形で葉柄が明らかにある。…
- 和名
- オニヤブソテツ
- 学名
- Cyrtomium falcatum (L.f) Presl.
- 別名
- ナガバヤブソテツ
- 性状
- 海岸近くの石灰岩地帯に多く見られる常緑の多年生シダで、根茎は太くて短く、高さ30〜60cmくらいの葉を束生する。葉版は叢生し長さ15〜40cm、下部の鱗片は卵形または広披針形で、急鋭尖頭、暗褐色。…
- 和名
- オキナワシャリンバイ
- 学名
- Rhaphiolepis indica Lindl.
- 別名
- モッコクモドキ、モクコクモドキ
- 方言
- ティカチ、ツケホス
- 性状
- 4月ころ梅のような白い花を枝先に車輪のように咲かす。秋には直径1㎝くらいの褐色で球形の実がつく。熟した実には大きな種子が1個あり、皮と種皮の間の薄い部分が食べられる。樹皮や根にタンニンという色素を多く含み、芭蕉布や久米島…
- 和名
- オヒルギ
- 別名
- アカバナヒルギ
- 方言
- プキシ、フイヌキ、ビギピニ
- 性状
- 川口汽水域のマングローブ林中に生える常緑の高木。幹は直立し、高さ8〜25mになるといわれていますが、本島(金武、宜野座、久志、慶佐次)では3〜5mくらいの高さです。葉は長楕円形、厚い革質で先はとがり対生します。花は赤色で…
- 和名
- オオムラサキシキブ
- 方言
- ズリグヮーギ、タマグヮーギ
- 性状
- 高さ1.5m〜3mくらになる落葉の低木で、夏に薄いピンク色の可憐な花をつける。葉は丸みもったひし形で、向かい合ってつき(対生)、縁はぎざぎざしている。秋から冬にかけて実をつけ鮮やかな赤紫色になる。熟した実は織物などを赤紫…
- 和名
- オモト
- 学名
- Rohdea joponica Roth
- 方言
- ウムトウ
- 性状
- 四国、九州の樹林内の陰地に繁茂してはえる多年生草本。茎は地上にはい、ところどころにひげ根を出し、茎の先に大きな葉を束生する。葉は長さ30cmあまり幅は12mmにも達し、先端は尖っている。春ごろ葉の中心から10〜20cmぐ…