“植物” の記事一覧
- 和名
- キケマン
- 学名
- Corydalis spp.
- 方言
- アガインフサ、ヤーマヌウマガユスパズ、ヤーマヌウガスバイクサ、インヌイシバイグサ、アガリンフサ
- 性状
- 高さ40〜60cmくらいになる。枝の先に黄色い花が集まってつき、花の咲いた後には、豆ののような莢ができる。有毒である。海岸近くの低地に多く見られる2年生草本。草全体に粉白を帯びている。葉は広卵状3角形で、2〜3回3出羽状…
- 和名
- カラサトウキビ
- 学名
- Saccharum sinense Roxb.
- 方言
- ウーギ、ウージ
- 性状
- 栽培種の起源はニューギニア島とその近くの島々と言われ、世界各地の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培される。茎は竹のように木化し、節がある。茎の節間の内部は竹とは異なり空洞ではなく、糖分を含んだ髄となっている。茎は高さ3 mにもな…
- 和名
- カキバチシャノキ
- 学名
- Cordia dichotoma Forst.f.
- 方言
- シブ
- 性状
- アジアの熱帯に広く分布するムラサキ科の中高木。日本では奄美諸島以南に自生地がある。樹皮は繊維質で,若い枝は脱落性の毛におおわれる。葉は互生し,卵形ないし楕円形。長さ7〜12cm,幅4〜7cm。縁は全縁でやや波打つ。花序は…
- 和名
- カラスキバサンキライ
- 学名
- Heterosmilax japonica Kunth.
- 方言
- サンチラ、サンチナ、サンキャナー、サンチャナ、サンキラ、サンキナ、ウプジャクナ
- 性状
- 蔓性常緑低木。茎には棘がなく、葉は互生し卵形の長さ5〜10㎝でやや光沢があり、5〜7脈が目立つ。托葉が巻きひげになり、葉柄で巻きつく。花は単性花で雌雄異株のものが多く、小型の花は合着し、長さ3.5㎜で、雄花は筒状。雌花は…
- 和名
- カラスザンショウ
- 方言
- アンギ
- 性状
- 日本のほかに、朝鮮南部、中国、フィリピンなどに分布する。山野に普通に生える。特に伐採跡などの裸地にいち早く伸び出して葉を広げる先駆植物である。高さは6〜8mで、最大15mになることもある。普通のサンショウに比べて、はるか…
- 和名
- カゴノキ
- 性状
- 常緑高木。関東地方・福井県以西〜九州の暖地のタブノキ林やシイ林、カシ林に混生する。高さ22mほどになる。円形の樹形をつくる。樹皮は灰黒色。樹皮がまるい薄片になってはがれ落ち、その跡が白い鹿の子模様になる。新枝は褐緑色、細…
- 和名
- カラスノエンドウ
- 学名
- Vicia sativa subsp. nigra
- 別名
- ヤハズエンドウ
- 方言
- ガラサマミ
- 性状
- 公園の芝の中や道端などで見られる。高さ60〜100㎝になり、羽状の葉の先に3つの分かれた巻きひげがある。葉の付け根(葉腋)に濃いピンク色の花を咲かせ、3〜5㎝くらいの豆莢と呼ばれる実ができる。…
- 和名
- カジノキ
- 方言
- カビキ
- 性状
- 樹高はあまり高くならず、10mほど。葉は大きく、浅く三裂するか、楕円形で毛が一面に生える。左右どちらかしか裂けない葉も存在し、同じ株でも葉の変異は多い。雌雄異株。…
- 和名
- カラスビシャク
- 学名
- Pinellia ternata Breit.
- 別名
- ハンゲ
- 方言
- ユーヌンム、ハンギ
- 性状
- 畑地に多くはえる多年生草本。地下に径1cmほどの球形の球茎があって、1〜2枚の葉を生じ、葉柄は細長く緑色で10〜20cmぐらいであり、柄の下部と上部にそれぞれ1個の芽をつけ、小葉は3個で卵状楕円形、卵状披針形で、全縁、長…