“植物” の記事一覧
- 和名
- オモト
- 学名
- Rohdea joponica Roth
- 方言
- ウムトウ
- 性状
- 四国、九州の樹林内の陰地に繁茂してはえる多年生草本。茎は地上にはい、ところどころにひげ根を出し、茎の先に大きな葉を束生する。葉は長さ30cmあまり幅は12mmにも達し、先端は尖っている。春ごろ葉の中心から10〜20cmぐ…
- 和名
- オガタマノキ
- 学名
- Michelia compressa Sarg.
- 方言
- ショウルスン、ソウルスン、カミキ、ショールスン
- 性状
- 山地に生える常緑の高木で、幹は直立し高さ5〜15mくらいになり、冬芽は光沢のある褐色の毛でおおわれている。葉は倒卵状長楕円形、表面は濃緑色でつやがあり、裏面はいくぶん青白色を帯びる。冬、新しい葉の腋に淡黄白色の芳香のある…
- 和名
- オキナワツゲ
- 方言
- チギ、コールグワーギー、インカンキ、ウコールグヮーギー
- 性状
- 9〜11月頃花を咲かせ、実は翌年の7〜10月頃に熟する。実には3本の突起がある。古くから彫刻や印鑑、くしなどの材料として利用された。…
- 和名
- オキナワハイネズ
- 学名
- Juniperus taxifolia var. lutchuensis
- 方言
- フイツチエーン、フィッチェーシ
- 性状
- 海岸近くの原野に多く見られる雌雄異株の常緑低木。幹は、横にはうようにしてのび、長さ2〜4mくらいになり、小枝を多数分枝する。葉は針形、先はとがり、裏面には2条の白い線があり、3個輪生する。球果は球形で紫褐色に熟し、外面は…
- 和名
- オキナワウラジロガシ
- 方言
- アカガシ、ハシギ、アデンガー、クカシ、カシギ
- 性状
- 実は長さ約3cm、直径約2.5cm。花は2月頃に咲き、実は翌年の秋に熟する。高さ20mに達する高木で、小枝の灰色の皮目が目立つ。…
- 和名
- エビヅル
- 学名
- Vitis ficifolia Bunge
- 別名
- リュウキュウガネブ
- 方言
- カニブ、ヤマブドー
- 性状
- 雄株と雌株のある常緑のつる植物。葉と向かい合ってついている(対生)巻きひげで、まわりの植物に巻きつき、茎は長さ3〜5mくらいになる。葉は角ばったハート形で、裏側は褐色の細かい毛が密についている。花は円錐花序という形で、淡…
- 和名
- オオタニワタリ
- 学名
- Asplenium antiquum Mak.
- 方言
- サルムシル
- 性状
- 常緑性で根茎は塊状で放射状に多数の単葉を出葉する。森林のやや湿り気のある岩上、または樹幹上に着生する多年生シダ。葉柄は短く、黒褐色の鱗片を密布する。葉身は線状長楕円形、革質、表面はなめらかで光沢があり、先はとがる。…
- 和名
- エンドウ
- 学名
- Pisum sativum L.
- 別名
- シロエンドウ
- 方言
- インドマーミ、シルインドー
- 性状
- ヨーロッパ原産の越年草本。全株無毛で、高さ1mぐらいになり、茎は中空の円柱形。葉は互生し、多少長い葉柄をもち、1〜3つの小葉をつけた羽状複葉。先端は分岐した巻きひげとなり他物に巻きつき、茎が直上するのを支える。小葉は卵形…