“植物” の記事一覧
- 和名
- ヒガンバナ
- 学名
- Lycoris radiata Herb.
- 別名
- マンジュシャゲ
- 方言
- ボージビラー
- 性状
- 本土各地の原野にはえる多年生の宿根草で、中国に分布している。ラッキョウ型の鱗茎が地下にあり、外皮は黒い。秋の彼岸の頃、まだ葉がないときに鱗茎から30cm内外の茎を1本出し、その先に有柄の赤色の美しい花が数個輪状に開き、下…
- 和名
- ヒギリ
- 学名
- Clerodendron japonicum Sweet
- 方言
- チリントー
- 性状
- 東南アジア原産の低木で、沖縄にはかなり前に観賞用として導入されたようである。葉は長い柄があって対生し、ひろい卵円形で先は尖り、基部は心臓形、長さ70cmぐらい。夏に茎の先に長さ40cmぐらいの朱色の花柄がたち、円錐花序を…
- 和名
- ハリツルマサキ
- 学名
- Maytenus diversifolia Ding Hou
- 方言
- マッコー
- 性状
- 海岸近くの岩場でよく見かける半つる性の低木で、高さは1〜2mくらいになる。茎は枝分かれが多く、小枝にトゲがある。葉は小さく厚みがあり、つやのあるきれいな緑色をしている。実が熟すると割れて種子が出る。…
- 和名
- ヒサカキサザンカ
- 学名
- Tutcheria virgata Nakai
- 別名
- ヒサカキサザンクワ
- 方言
- フサリヤイジョ、フサーリャーイゾ
- 性状
- 幹は直立して高さ10〜15m、直径40〜50cmに達する高木。葉は倒披針状長楕円形、長さ5cmくらいで先のほうはとがる。花は帯黄白色でチャの花によく似、葉腋に単生する。…
- 和名
- ハリビユ
- 学名
- Amaranthus sppinosus L.
- 方言
- アカビナ、ンギブナガ
- 性状
- 熱帯アメリカ原産の1年草で、畑や空き地、道端などでよく見られる。高さ50〜80㎝くらいになり、赤みを帯びている。葉は卵形〜卵状披針形で葉縁はいくぶん波うつ。葉のつけ根のところに1対の太い刺がある。沖縄ではあまり多く見られ…
- 和名
- ハルノノゲシ
- 学名
- Sonchus oleraceus L.
- 別名
- ノゲシ
- 方言
- マーオーファ、フクナー、マーオパー
- 性状
- アザミとよく似るが、軟らかくとげはない。葉をちぎると白い汁が出る。全体的に大きめで葉の縁にとげがあるオニノゲシという類似した種類がある。…
- 和名
- ハトムギ
- 学名
- Coix lacryma - jobi L. var. ma - yuen Staqf
- 別名
- センコク
- 性状
- 古くから日本に渡来し、各地で栽培される一年生草本で、まばらに叢生し高さは1〜1.5mぐらい。葉は互生し、細長い披針形で先端はしだいに尖り、硬質のもろい洋紙質で緑色を呈する。葉のわきから長短不同の柄をもった花穂数個を織状に…
- 和名
- ハマサルトリイバラ
- 学名
- Smilax sebeana Miq.
- 方言
- サンチナ、サンチラ
- 性状
- 九州、沖縄の海岸山野にはえるつる性の木本で、台湾・中国に分布している。茎や枝はほとんどトゲがなく、無毛で少し稜角がある。葉は若いうちは赤みをおびている。質はうすい革質で常緑、卵形または卵円形で、長さ7〜10cm内外。柄は…