“植物” の記事一覧
- 和名
- クロチク
- 方言
- クルチク
- 性状
- 桿の直径は2〜3センチほどで、高さは3〜5メートルほどになる。桿ははじめ緑色で、夏を過ぎるとだんだん黒くなり、2年ほどで真っ黒になる。日当りのよい乾燥地では鮮やかな黒色となる。伐採後も黒い色は変わらず、庭園に植栽されたり…
- 和名
- クチナシ
- 学名
- Gardenia jasminoides Ellis f. grandiflora Makino
- 方言
- クチナシ、カジマヤー、クチナギ、クチナ、フスナス
- 性状
- 5月ごろに風車のような白い花を咲かせ、良い香りがする。日陰に多く見られ、庭木にもよく植えられている。冬には見が黄色く熟し、メジロなど野鳥の食料になる。葉は頭痛や不眠症などの薬用になり、熟した実は織物を黄色に染める染料とし…
- 和名
- クロツグ
- 学名
- Arenga tremula Becc. Var. Engleri Hatusima
- 方言
- マニ、マーニ、マーニー、アイグ、フフカラ
- 性状
- 葉は鳥の羽のように羽状複葉という形をしている。大型で、長さが3mにもなる。小葉の大きさは30〜50cmで多数ついている。葉の表は濃い緑だが、裏は白っぽくなっている。実は直径が2cmくらいで赤く熟す。幹は葉の付け根が朽ち、…
- 和名
- クネンボ
- 学名
- Citrus nabilis Lour.
- 方言
- トークニブ、ハネヂミカン
- 性状
- インドシナ原産で暖地に栽培される常緑低木。高さ3mぐらいに達する。初夏に枝先に白色の花をつける。かおりが強い。がく片、花片はいずれも5個。果実は秋に熟し、ミカンに比べると外皮は厚く、果肉と離れにくく、表面にでこぼこがある…
- 和名
- クマツヅラ
- 学名
- Verbena officinalis L.
- 方言
- アーケーズーグサ、センスルグサ、センスルーグサ、ンギャギー、アキチヤミヨーフサ、アーケーチューグサ、フフザク、フフザス、アーケージュー、アキチャミヨーグサ、アゲダングサ、ヤクムショウ、ビキャトゥフシャ
- 性状
- 高さ30〜100cm。野原や道端に生える多年草で、茎は四角形。葉は卵形で三裂している。初夏に、穂状の花序を出し、薄紫の花が咲く。アジア、ヨーロッパ、北アフリカの暖帯から熱帯、および日本では東北から沖縄にかけて広く分布し、…
- 和名
- クコ
- 学名
- Lycium chinense Mill.
- 方言
- クク
- 性状
- 東アジアの熱帯から温帯に広く分布し、川の土手や溝のへりなどに多くみられる小形の落葉低木である。茎は細長くたてのすじがあり、多数むらがってはえ、高さ1〜2mとなり直立せず、しばしば刺状の小枝をもつ。葉は数個ずつ集まってつき…
- 和名
- クミスクチン
- 学名
- Orthosiphon aristatus
- 別名
- ネコノヒゲ
- 方言
- クミスクチン
- 性状
- 草丈25〜60cm。葉は3〜10㎝で卵形。唇形の白色の花が咲く。インド南部、アッサム地方、インドネシア、マレー半島に自生分布。低木状多年生草。高さ1m以上になります。花は白色。…
- 和名
- クサギ
- 学名
- Clerodendron spp.
- 方言
- クサギナ、クサジナ
- 性状
- 日当たりのよい原野などによく見られるシソ科の落葉小高木。葉に悪臭がある事からこの名がある。日本全国のほか朝鮮、中国に分布する。葉は大きく、長い葉柄を含めて30cmにもなり、柔らかくて薄く、柔らかな毛を密生する。葉を触ると…