“植物” の記事一覧
- 和名
- クスノキ
- 学名
- Cinnamomum camphora Presl
- 別名
- クス
- 方言
- クスヌチ、クスヌキ
- 性状
- 葉の縁は波をうっていて、3本の葉脈が目立つ。高さ20〜30mとかなり大きくなり、建築材として使われる。腐りにくいことから特に造船用に適している。葉や樹皮から防虫剤の原料がとれる。やや散形状をした円錐花序を出し、はじめは白…
- 和名
- クロガネモチ
- 性状
- 高木に分類されるものの、自然状態での成長は普通10m程度にとどまり、あまり高くならない。明るいところを好む。葉は革質で楕円形やや波打つことが多く、深緑色。表面につやがある。若い茎には陵があり、紫っぽく色づくことが多い。春…
- 和名
- クスノハカエデ
- 学名
- Acer oblongum
- 別名
- マミク
- 方言
- マミク、ブクブクギー
- 性状
- 葉は広卵形で薄く、3本の葉脈が目立つ。表面は革のようにすべすべし、裏側は白っぽい灰色。花は紅色で3〜4月頃咲き、実は7〜10月頃に熟する。葉は緑肥として利用される。…
- 和名
- クロキ
- 別名
- ゾウゲボク、リュウキュウコクタン
- 方言
- クルチキダキ
- 性状
- 日本の固有種で、南関東地方以西の比較的暖かい海岸付近に分布する。和名の由来は「黒木」であるが、樹皮が黒褐色であるよりも白っぽいものが多い。高さは5-6m。花期は3-4月ごろ。秋ごろに黒い果実が実り、鳥が食料としてついばむ…
- 和名
- クスノハガシワ
- 方言
- アカマミキ、フィーラジカ、アカマミク、スルスルバー
- 性状
- 高さ4〜8mくらいになる高木で、葉は先の尖った長楕円形で、3本の葉脈が目立つ。若い枝や葉には褐色の毛がある。実に付いた褐色の粉はカマラと呼ばれ、昔はお腹の寄生虫の駆除に使われた。葉と根の皮は生理不順・皮膚病の薬用になる。…
- 和名
- クロチク
- 方言
- クルチク
- 性状
- 桿の直径は2〜3センチほどで、高さは3〜5メートルほどになる。桿ははじめ緑色で、夏を過ぎるとだんだん黒くなり、2年ほどで真っ黒になる。日当りのよい乾燥地では鮮やかな黒色となる。伐採後も黒い色は変わらず、庭園に植栽されたり…
- 和名
- クチナシ
- 学名
- Gardenia jasminoides Ellis f. grandiflora Makino
- 方言
- クチナシ、カジマヤー、クチナギ、クチナ、フスナス
- 性状
- 5月ごろに風車のような白い花を咲かせ、良い香りがする。日陰に多く見られ、庭木にもよく植えられている。冬には見が黄色く熟し、メジロなど野鳥の食料になる。葉は頭痛や不眠症などの薬用になり、熟した実は織物を黄色に染める染料とし…
- 和名
- クロツグ
- 学名
- Arenga tremula Becc. Var. Engleri Hatusima
- 方言
- マニ、マーニ、マーニー、アイグ、フフカラ
- 性状
- 葉は鳥の羽のように羽状複葉という形をしている。大型で、長さが3mにもなる。小葉の大きさは30〜50cmで多数ついている。葉の表は濃い緑だが、裏は白っぽくなっている。実は直径が2cmくらいで赤く熟す。幹は葉の付け根が朽ち、…
- 和名
- クネンボ
- 学名
- Citrus nabilis Lour.
- 方言
- トークニブ、ハネヂミカン
- 性状
- インドシナ原産で暖地に栽培される常緑低木。高さ3mぐらいに達する。初夏に枝先に白色の花をつける。かおりが強い。がく片、花片はいずれも5個。果実は秋に熟し、ミカンに比べると外皮は厚く、果肉と離れにくく、表面にでこぼこがある…