“植物” の記事一覧
- 和名
- コウヨウザン
- 方言
- クウインチャア
- 性状
- 中国南部原産のヒノキ科(またはスギ科)コウヨウザン属の常緑針葉樹。大きいものでは樹高30m以上、直径1m以上に成長する。日本には江戸時代後期に渡来。…
- 和名
- クサノガキ
- 別名
- リュウキュウガキ
- 方言
- クルボー、ガガ、ガーキ
- 性状
- 山野に生育する常緑の中高木で、樹皮は滑らかで黒褐色である。若い枝ははじめ小さな毛がまばらに生えるが、のちに毛は無くなる。葉は薄 い革質で表 面は光沢があり、裏面は無毛で、長さが 5-17 ㎝、幅 3-9 ㎝である。実は球…
- 和名
- グラジオラス
- 学名
- Gladiolus Xgandavensis van Houtte
- 方言
- ショーブ、トッピン、ベッタ
- 性状
- 南アメリカ原産の多年草で、高さ80〜120cmくらいになる。4〜5月ころにオレンジ色のきれいな花を咲かせる。サトウキビ畑や草原でよく見られる。葉は、有毒である。繁殖力が強い。…
- 和名
- クスノキ
- 学名
- Cinnamomum camphora Presl
- 別名
- クス
- 方言
- クスヌチ、クスヌキ
- 性状
- 葉の縁は波をうっていて、3本の葉脈が目立つ。高さ20〜30mとかなり大きくなり、建築材として使われる。腐りにくいことから特に造船用に適している。葉や樹皮から防虫剤の原料がとれる。やや散形状をした円錐花序を出し、はじめは白…
- 和名
- クロガネモチ
- 性状
- 高木に分類されるものの、自然状態での成長は普通10m程度にとどまり、あまり高くならない。明るいところを好む。葉は革質で楕円形やや波打つことが多く、深緑色。表面につやがある。若い茎には陵があり、紫っぽく色づくことが多い。春…
- 和名
- クスノハカエデ
- 学名
- Acer oblongum
- 別名
- マミク
- 方言
- マミク、ブクブクギー
- 性状
- 葉は広卵形で薄く、3本の葉脈が目立つ。表面は革のようにすべすべし、裏側は白っぽい灰色。花は紅色で3〜4月頃咲き、実は7〜10月頃に熟する。葉は緑肥として利用される。…
- 和名
- クロキ
- 別名
- ゾウゲボク、リュウキュウコクタン
- 方言
- クルチキダキ
- 性状
- 日本の固有種で、南関東地方以西の比較的暖かい海岸付近に分布する。和名の由来は「黒木」であるが、樹皮が黒褐色であるよりも白っぽいものが多い。高さは5-6m。花期は3-4月ごろ。秋ごろに黒い果実が実り、鳥が食料としてついばむ…
- 和名
- クスノハガシワ
- 方言
- アカマミキ、フィーラジカ、アカマミク、スルスルバー
- 性状
- 高さ4〜8mくらいになる高木で、葉は先の尖った長楕円形で、3本の葉脈が目立つ。若い枝や葉には褐色の毛がある。実に付いた褐色の粉はカマラと呼ばれ、昔はお腹の寄生虫の駆除に使われた。葉と根の皮は生理不順・皮膚病の薬用になる。…
- 和名
- クロチク
- 方言
- クルチク
- 性状
- 桿の直径は2〜3センチほどで、高さは3〜5メートルほどになる。桿ははじめ緑色で、夏を過ぎるとだんだん黒くなり、2年ほどで真っ黒になる。日当りのよい乾燥地では鮮やかな黒色となる。伐採後も黒い色は変わらず、庭園に植栽されたり…
- 和名
- クチナシ
- 学名
- Gardenia jasminoides Ellis f. grandiflora Makino
- 方言
- クチナシ、カジマヤー、クチナギ、クチナ、フスナス
- 性状
- 5月ごろに風車のような白い花を咲かせ、良い香りがする。日陰に多く見られ、庭木にもよく植えられている。冬には見が黄色く熟し、メジロなど野鳥の食料になる。葉は頭痛や不眠症などの薬用になり、熟した実は織物を黄色に染める染料とし…