“植物” の記事一覧
- 和名
- ゲットウ
- 学名
- Alpinia speciosa
- 方言
- サンニン、ムーチーガサ、サニン
- 性状
- 高さ2〜3mで多年生性のショウガ科の大型草本。九州南端から沖縄および台湾からインドに分布。昔から漢方では種子を煎じて胃薬として利用。最近の研究でポリフェノールを高濃度で含むことが明らかになった。染色としても利用され草木染…
- 和名
- クロツグ
- 学名
- Arenga tremula Becc. Var. Engleri Hatusima
- 方言
- マニ、マーニ、マーニー、アイグ、フフカラ
- 性状
- 葉は鳥の羽のように羽状複葉という形をしている。大型で、長さが3mにもなる。小葉の大きさは30〜50cmで多数ついている。葉の表は濃い緑だが、裏は白っぽくなっている。実は直径が2cmくらいで赤く熟す。幹は葉の付け根が朽ち、…
- 和名
- クネンボ
- 学名
- Citrus nabilis Lour.
- 方言
- トークニブ、ハネヂミカン
- 性状
- インドシナ原産で暖地に栽培される常緑低木。高さ3mぐらいに達する。初夏に枝先に白色の花をつける。かおりが強い。がく片、花片はいずれも5個。果実は秋に熟し、ミカンに比べると外皮は厚く、果肉と離れにくく、表面にでこぼこがある…
- 和名
- クマツヅラ
- 学名
- Verbena officinalis L.
- 方言
- アーケーズーグサ、センスルグサ、センスルーグサ、ンギャギー、アキチヤミヨーフサ、アーケーチューグサ、フフザク、フフザス、アーケージュー、アキチャミヨーグサ、アゲダングサ、ヤクムショウ、ビキャトゥフシャ
- 性状
- 高さ30〜100cm。野原や道端に生える多年草で、茎は四角形。葉は卵形で三裂している。初夏に、穂状の花序を出し、薄紫の花が咲く。アジア、ヨーロッパ、北アフリカの暖帯から熱帯、および日本では東北から沖縄にかけて広く分布し、…
- 和名
- クコ
- 学名
- Lycium chinense Mill.
- 方言
- クク
- 性状
- 東アジアの熱帯から温帯に広く分布し、川の土手や溝のへりなどに多くみられる小形の落葉低木である。茎は細長くたてのすじがあり、多数むらがってはえ、高さ1〜2mとなり直立せず、しばしば刺状の小枝をもつ。葉は数個ずつ集まってつき…
- 和名
- クミスクチン
- 学名
- Orthosiphon aristatus
- 別名
- ネコノヒゲ
- 方言
- クミスクチン
- 性状
- 草丈25〜60cm。葉は3〜10㎝で卵形。唇形の白色の花が咲く。インド南部、アッサム地方、インドネシア、マレー半島に自生分布。低木状多年生草。高さ1m以上になります。花は白色。…
- 和名
- クサギ
- 学名
- Clerodendron spp.
- 方言
- クサギナ、クサジナ
- 性状
- 日当たりのよい原野などによく見られるシソ科の落葉小高木。葉に悪臭がある事からこの名がある。日本全国のほか朝鮮、中国に分布する。葉は大きく、長い葉柄を含めて30cmにもなり、柔らかくて薄く、柔らかな毛を密生する。葉を触ると…
- 和名
- グミモドキ
- 学名
- Croton cascarilloides Raeusch.
- 方言
- チャンカニー、チャンガニー
- 性状
- 海岸近くに生える常緑の低木。枝の分かれ方に変わった特徴がある。枝分かれの部分から数本の枝が出て、さらにその先でも数本に枝分かれし、成長する。葉の表面にグミの鱗毛のような薄い茶色の斑点がついている。材質が固いので、お箸や爪…