“植物” の記事一覧
- 和名
- ヒメキランソウ
- 学名
- Ajuga pygmaea A. Gray
- 性状
- 海岸の草地などに生える。つるを出す多年草で、つるが地につくと発根して繁殖する。葉は厚く根元にロゼット状にひろがり、長さ1〜4㎝内外。鈍頭で長楕円形をなし、基部は流れて長い葉柄になる。花柄は短く帯紫色の小さな花をつける。花…
- 和名
- ヒオウギ
- 学名
- Belamcanda chinensis DC.
- 別名
- ヒオオギ、カラスオオギ
- 方言
- カラソウジ
- 性状
- 本州西部から四国、九州の山地の原野にはえ、中国・インド北部に分布している多年生草本。直立し高さ50〜100cmぐらい。観賞用としても栽培される。根茎は短く、つる性の枝を出す。茎は緑色、下半は扇形に並んだ2列の緑葉をつけ、…
- 和名
- ヒカンザクラ
- 学名
- Prunus campanulata Maxim.
- 別名
- カンヒザクラ
- 方言
- サクラ
- 性状
- 1月ごろ花が咲き始める。花は鮮やかなピンク色。サクラの花は花をつくる芽(花芽)が、一定期間低温にさらされないと活動しない。幹は直立して多く分枝し、高さ5mぐらい。枝葉は繁茂し、小枝無毛でなめらか。葉は有柄で互生し、倒披針…
- 和名
- ヒガンバナ
- 学名
- Lycoris radiata Herb.
- 別名
- マンジュシャゲ
- 方言
- ボージビラー
- 性状
- 本土各地の原野にはえる多年生の宿根草で、中国に分布している。ラッキョウ型の鱗茎が地下にあり、外皮は黒い。秋の彼岸の頃、まだ葉がないときに鱗茎から30cm内外の茎を1本出し、その先に有柄の赤色の美しい花が数個輪状に開き、下…
- 和名
- ヒギリ
- 学名
- Clerodendron japonicum Sweet
- 方言
- チリントー
- 性状
- 東南アジア原産の低木で、沖縄にはかなり前に観賞用として導入されたようである。葉は長い柄があって対生し、ひろい卵円形で先は尖り、基部は心臓形、長さ70cmぐらい。夏に茎の先に長さ40cmぐらいの朱色の花柄がたち、円錐花序を…
- 和名
- ハリツルマサキ
- 学名
- Maytenus diversifolia Ding Hou
- 方言
- マッコー
- 性状
- 海岸近くの岩場でよく見かける半つる性の低木で、高さは1〜2mくらいになる。茎は枝分かれが多く、小枝にトゲがある。葉は小さく厚みがあり、つやのあるきれいな緑色をしている。実が熟すると割れて種子が出る。…
- 和名
- ヒサカキサザンカ
- 学名
- Tutcheria virgata Nakai
- 別名
- ヒサカキサザンクワ
- 方言
- フサリヤイジョ、フサーリャーイゾ
- 性状
- 幹は直立して高さ10〜15m、直径40〜50cmに達する高木。葉は倒披針状長楕円形、長さ5cmくらいで先のほうはとがる。花は帯黄白色でチャの花によく似、葉腋に単生する。…