“植物” の記事一覧
- 和名
- ハシカンボク
- 学名
- Bredia hirsuta
- 方言
- ハウレンファー
- 性状
- 直径1.5cmくらいの4枚の花びらをもった薄いピンクの花を多数咲かせる。うす暗い山の林床などに多く見られる。高さは30〜100cmくらいで、葉は5〜7本の葉脈が目立つ。表面は褐色の毛で被われている。…
- 和名
- ノカラムシ
- 学名
- Boehmeria nivea Gaudieh f viridula Hatusima
- 方言
- ウーベー
- 性状
- 高さ1〜2mの低木で、葉は全体に細かい毛が多くある。葉の表は鮮やかな緑だが、裏は白っぽい。花は茎から直接咲く。茎から採れる繊維は宮古上布・八重山上布の原料になる。…
- 和名
- ハス
- 学名
- Nelumbo nucifera Gaertn.
- 別名
- ハチス
- 方言
- リン
- 性状
- 古い時代に中国から渡ってきた多年草の水草で、現在では広く各地の池や沼などに栽培されている。原産地はインドだといわれている。地下茎は節が多く、白色で、長く水底の泥の中をはい、細長い円柱であるが、秋の終わり頃、末端部が肥厚し…
- 和名
- ナンテン
- 学名
- Nandina domestica Thunb.
- 方言
- ナンティン
- 性状
- 正月などのお祝いごとの際に生けられる常緑樹。高さ二メートルほど、葉は互生し大形で、小葉は長卵形で、花は白色。幹は叢生して直立し、通常単一で円柱形、粗面で暗色、材は黄色である。なお、似たような植物にヒイラギナンテンがある。…
- 和名
- ニンジン
- 学名
- Daucus carota L.
- 方言
- アカチデークニ、チレークニー、アカウプニ、チデークニ
- 性状
- 中央アジア原産といわれる越年草でえ、根は宿根多肉質、赤・黄・紫色などがあり、倒円錐形で先端は尖っている。葉は根生、茎生の両方とも3回羽状に分裂し、毛があり、根生葉には長い柄がある。茎は直立し、高さ1m以上ものび、初夏のこ…
- 和名
- ナンテンカズラ
- 学名
- Caesalpinia crista L.
- 方言
- サラカチ
- 性状
- 海岸近くの低地や河岸などに多く見られる常緑の藤本。茎は他物によりかかるようにしてのび、長さ5〜8mくらいになる。葉は2回羽状複葉で葉軸には刺がある。小葉は卵状楕円形、革質で表面は光沢があり、先はとがる。春から夏にかけて頂…
- 和名
- ニンニク
- 学名
- Allium sativum L. var. nipponicum Kitamura
- 別名
- オオビル、ヒル
- 方言
- フィル、ピン、ヒル、ピズ、ピン
- 性状
- 草丈60〜70cmの多年草球根植物。地上部はネギやタマネギに近い。茎の先に白紫色の花が咲く。花の後はたいてい無性芽(むかご)ができる。中央アジアから西アジア、地中海、中国原産で日本全国各地で栽培される。草全体から強烈な臭…
- 和名
- ナンバンアワブキ
- 学名
- Meliosma squamulata Hance
- 別名
- クスノキモドキ
- 性状
- 山地に生える常緑の亜高木。幹は直立し、高さ3〜8mくらいになり、樹皮は平滑で茶褐色をしている。葉は革質で卵状長楕円形、表面は淡黄緑色で光沢があり、裏面はいくぶん白っぽくなっている。先はしだいにとがり、葉脈は裏面に突出する…
- 和名
- ヌルデ
- 学名
- Rhus favanica L.
- 別名
- フシノキ
- 性状
- 山裾にまれに見られる雌雄異株の落葉性亜高木で、幹は直立し、高さ4〜6mくらいになる。葉は20〜40cmくらいの奇数羽状複葉、小葉は3〜6対、小葉間の葉軸には翼がついている。小葉は長楕円形で先はとがる。枝の先から円錐花序を…