“植物” の記事一覧
- 和名
- ナンテン
- 学名
- Nandina domestica Thunb.
- 方言
- ナンティン
- 性状
- 正月などのお祝いごとの際に生けられる常緑樹。高さ二メートルほど、葉は互生し大形で、小葉は長卵形で、花は白色。幹は叢生して直立し、通常単一で円柱形、粗面で暗色、材は黄色である。なお、似たような植物にヒイラギナンテンがある。…
- 和名
- ニンジン
- 学名
- Daucus carota L.
- 方言
- アカチデークニ、チレークニー、アカウプニ、チデークニ
- 性状
- 中央アジア原産といわれる越年草でえ、根は宿根多肉質、赤・黄・紫色などがあり、倒円錐形で先端は尖っている。葉は根生、茎生の両方とも3回羽状に分裂し、毛があり、根生葉には長い柄がある。茎は直立し、高さ1m以上ものび、初夏のこ…
- 和名
- ナンテンカズラ
- 学名
- Caesalpinia crista L.
- 方言
- サラカチ
- 性状
- 海岸近くの低地や河岸などに多く見られる常緑の藤本。茎は他物によりかかるようにしてのび、長さ5〜8mくらいになる。葉は2回羽状複葉で葉軸には刺がある。小葉は卵状楕円形、革質で表面は光沢があり、先はとがる。春から夏にかけて頂…
- 和名
- ニンニク
- 学名
- Allium sativum L. var. nipponicum Kitamura
- 別名
- オオビル、ヒル
- 方言
- フィル、ピン、ヒル、ピズ、ピン
- 性状
- 草丈60〜70cmの多年草球根植物。地上部はネギやタマネギに近い。茎の先に白紫色の花が咲く。花の後はたいてい無性芽(むかご)ができる。中央アジアから西アジア、地中海、中国原産で日本全国各地で栽培される。草全体から強烈な臭…
- 和名
- ナンバンアワブキ
- 学名
- Meliosma squamulata Hance
- 別名
- クスノキモドキ
- 性状
- 山地に生える常緑の亜高木。幹は直立し、高さ3〜8mくらいになり、樹皮は平滑で茶褐色をしている。葉は革質で卵状長楕円形、表面は淡黄緑色で光沢があり、裏面はいくぶん白っぽくなっている。先はしだいにとがり、葉脈は裏面に突出する…
- 和名
- ヌルデ
- 学名
- Rhus favanica L.
- 別名
- フシノキ
- 性状
- 山裾にまれに見られる雌雄異株の落葉性亜高木で、幹は直立し、高さ4〜6mくらいになる。葉は20〜40cmくらいの奇数羽状複葉、小葉は3〜6対、小葉間の葉軸には翼がついている。小葉は長楕円形で先はとがる。枝の先から円錐花序を…
- 和名
- ニガキ
- 学名
- Picrasma quassioides Benn.
- 方言
- ンジャギ
- 性状
- 落葉性の小高木で、高さは10mぐらいに達する。葉は互生し、奇数羽状複葉で、長さ30cm内外、小葉は4〜8対、初夏のころ、梢部の葉のわきから長い柄をだし、集散花序をつくる。果実は普通3個合着し、エンドウ大で鮮紅色に熟す。…
- 和名
- ニガニガグサ
- 学名
- Andrographis paniculata Nees
- 性状
- インド〜インド支那半島に野生にする。中国では1年草で沖縄では多年草。茎の高さは50cm内外で4稜で下部の方で多数枝分かれして、節は膨れ上がります。葉は卵形〜卵状楕円形で先はとがっています。2葉が向かい合ってつき、葉柄はほ…