“植物” の記事一覧
- 和名
- コバンモチ
- 学名
- Elaeocarpus japonicus S.&Z.
- 方言
- シラチグ、トウンギ
- 性状
- やや湿った場所に生育し、高さ5-7mの常緑中高木。樹皮は灰色もしくは灰褐色で滑らか、目立たない皮目が連なった細かいちりめん模様を確認できる。葉の表面は深緑色で光沢があり、古い葉は紅色、裏面は淡緑色やや灰色。花は葉腋から総…
- 和名
- サカキ
- 学名
- Cleyera japonica Thunb.
- 方言
- ウフワケイシ
- 性状
- 常緑の中高木で高さ15cm、径50cm内外に達する。樹皮は帯緑紫色、小枝は緑色。芽は枝の先端の葉液に弓曲し、鳥爪状をなす麟片がある。葉は厚く葉柄があり、互生して2列配列、長楕円形〜卵状楕円形、長さ7cm〜10cm、幅2〜…
- 和名
- コヘンルウダ
- 学名
- Ruta chalepenisis L. var. bracteosa Halacsy
- 方言
- イシャナカシグサ
- 性状
- ヨーロッパ南部原産の多年生草本で、香辛料としてまれに栽培される植物である。茎は比較的太く、多肉で直立し、高さ30cmぐらい。下部は木化して堅く、全株に強いにおいがある。葉は柔らかくやや密に互生し、全体に青白緑色、下葉は長…
- 和名
- ゴボウ
- 学名
- Arctium lappa L.
- 方言
- グンボー、グンボウ
- 性状
- ヨーロッパからヒマラヤ、中国にかけて分布し、日本ではさかんに栽培される越年草。多肉の主根がまっすぐ地下に伸び、栽培品種によって40〜150cmにもなり、また著しく肥大するのもある。夏に茎の上部で分枝し、紫色またはまれに白…
- 和名
- サキシマスオウノキ
- 学名
- Heritiera littoralis Dryand.
- 別名
- ハマグルミ
- 方言
- シーワーギー、ダイミョウキ、ウマヌタニ、アガシュミーギー
- 性状
- 琉球列島をはじめ、台湾、熱帯アジア、ポリネシアなどに分布する高さ5〜15mほどにも達する高木で、紅樹林、海岸、河岸など潮流と深いかかわりをもっているといわれる植物である。葉は長楕円状卵形か楕円状卵形で、長さ10〜20cm…
- 和名
- ゴマ
- 学名
- Sesamum indicum L.
- 性状
- 茎は四角張り、高さ一メートルほどになり、夏ごろ白色ぎみの淡い紫色の花をつける。インドまたはエジプト原産といわれ、古くから栽培される一年草である。ふつう春に種子を蒔き、秋には収穫する。…
- 和名
- サキシマハマボウ
- 学名
- Thespesia populnea Linnaeus
- 方言
- トーユーナ、シマユーナ、ヤマユーナ、ウーハ、タマブリ
- 性状
- 海岸に生える常緑広葉の亜高木〜高木。黄色の花が咲く。果実は乾果で海流散布。幹は直立して高さ5〜10mくらいになり、小枝や葉の裏面には帯褐色の鱗片がある。葉は広卵形、革質、7本の脈が目立ち、先はとがる。…
- 和名
- コマツヨイグサ
- 学名
- Oenothera laciniata Hill.
- 性状
- 北アメリカ原産の1〜2年草で、比較的乾燥した道端や荒れ地で見られる。高さは30〜60cmくらいになる。枝の先の葉の付け根(葉腋)から径2〜3cmの黄色い花を咲かせる。花は夕方開きはじめ、朝しぼむ。日本には明治の末から大正…