“植物” の記事一覧
- 和名
- サルビア
- 学名
- Salvia officinalis L.
- 性状
- 地中海沿岸地方の原産で、香料または薬用植物として栽培されている多年草である。高さ30〜90cmぐらいで、全株に芳香ががある。夏、枝先に花穂をだし、紫色の唇形花を数段輪生する。がくは鐘状の唇形。花冠は長さ1.5〜2cm。…
- 和名
- シマアザミ
- 学名
- Cirsium brevicaule A. Gray
- 方言
- チバナー、アダミィ、トゥパナ、アジャマ
- 性状
- 奄美、沖永良部、沖縄、トカラ列島に産する多年草。花期になると急速にのびて分枝し、1mぐらいになるものもある。葉のへりにはするどいトゲがある。花は頭状花で白色で枝の先にひとつつき、全部筒状花。根茎は太くゴボウ状をしている。…
- 和名
- サンゴジュ
- 学名
- Viburnum odoratissimum Spr.var. Awabucki K.Koch
- 方言
- ササギー、ササガー、ワジク
- 性状
- 10月頃求道の房のように赤い実をたくさんつける。葉は厚めでつやがある。ショウベンノキの葉と似ているが、小葉が3枚からなる3出複葉ではなく、1枚の葉からなる単葉なので区別することができる。昔は葉を石で砕き魚毒として利用した…
- 和名
- サンシチソウ
- 学名
- Gynura japonica
- 別名
- サンシチ
- 方言
- ニンジンサンシチ
- 性状
- 庭園などに栽培される多年草。茎は束生し、直立して高さ1m内外。茎も葉も軟質で共に紫色をおびる。葉は互生し、羽状に深裂し、裂片は3〜7個あり披針形で、欠刻状の鋸歯がある。秋に茎上部で分枝し、深黄色の頭花を散房状に着け、小花…
- 和名
- ザクロ
- 学名
- Punica granatum L.
- 方言
- ザクル
- 性状
- 高さ3〜5m。葉は4㎝前後の長楕円形。中近東のイラン周辺が原産の落葉小高木。初夏、こずえの先に赤い短い柄のある花が多数咲く。果実は球形で先に宿存したがくの裂片をくっつけている。熟すと不規則に裂開する。…
- 和名
- シキミ
- 学名
- Illicium anisatum L.
- 別名
- オキナワシキミ
- 性状
- 各地の山林中にはえる常緑小喬木で、ふつう墓地などに植えられている。幹は高さ3〜5mぐらいで直立し、やや車輪様に分枝し、葉は繁ってうっそうとしている。葉は互生で長楕円形か倒卵状広披針形で両端は尖り、全縁で葉質は厚く平滑であ…
- 和名
- ササクサ
- 学名
- Lophatherum gracile Brongn.
- 方言
- サシ
- 性状
- 山地の川岸近くに生える多年草草本で、稈は高さ30〜70cmくらいになる。葉は洋紙質で被針形、先端は次第にとがり、長さ10cm〜30cmくらいになる。円錐花序は15cm内外、小穂は狭被針状円柱形で、緑色。芒は集まって筆毛状…
- 和名
- ジシバリ
- 方言
- インディラー
- 性状
- ランナー(走出枝)と呼ばれる茎を地表から這わせ、その節々から根や芽を出すことから、地縛りと呼ばれる。葉は茎から真っ直ぐに立ち、比較的長く、切れ込みが入ったりする。花は径2.5㎝くらいの黄色い頭花を咲かせる。…
- 和名
- ササゲ
- 学名
- Vigna unguiculata Walp.
- 方言
- ハチグヮチャー、アカマーミー
- 性状
- 中国原産で、古くから日本に渡来して、畑地などに栽培される一年生のつる性草本である。全株は無毛。葉は互生し、3出複葉、長さ8〜15cmぐらいで長柄がある。夏に葉のわきから長い花軸を出し、先に少数の淡紫色の蝶形花をつける。…
- 和名
- シソ
- 学名
- Perilla frutescens Britton var. acuta Kudo
- 方言
- アカナ、シイショウ
- 性状
- 葉は対生し、卵形で、普通、医療用には紫色を帯びているものを用いる。葉の質はうすく軟らかで芳香がある。夏から秋にかけて枝先に総状の花穂をだし、淡紫色の小形の唇形花を多数密につける。中国中南部の原産で、畑などに栽培される一年…